2020年6月15日号
新型コロナウイルス感染症につきましては,医療現場のご尽力により,流行が収束の傾向にありますが,今後,起こり得る第二波への備えとして,感染者を早期に発見することが大変重要となります。
府医では,その具体的な手段として「京ころなマップ」の運用を開始します。
「京ころなマップ」の運用にあたっては,かかりつけ医の先生方の役割が大変重要になります。
発熱,咳などの症状がある患者さんは,まずかかりつけ医に電話等により,直接接触しない形で相談していただくよう,広報・啓発を強化いたします。その上で,会員の先生方には,是非,相談を受ける体制を作っていただきますようお願いします。
症状を聞き取り,PCR検査が必要と判断されたときには,「京都府・医師会京都検査センター」へ検査の予約を申し込んでください。「京都府・医師会京都検査センター」で検査を実施します。
その際,検査の申し込みをされた先生(疑い患者と診断された先生)は,「京ころなマップ」への入力をお願いします。
保健所を通じた行政検査や,今後,自院で抗原検査等を実施される場合も同様に入力をお願いします。
「京ころなマップ」に入力いただくことで,地域的な感染の広がりの状況をリアルタイムに把握することができ,早期の対応に繋げることができます。
感染者の早期発見によって,早期の隔離や積極的疫学調査を行い,クラスターの拡大等を防ぐことが感染拡大の防止に重要となります。
会員各位のご理解とご協力をよろしくお願いします。
発生報告のログインページは下記のとおりです。
◆発生報告ログインページ
https://www.kyoto.med.or.jp/COVID-19map.html
※ID,パスワードとも ife
なお,ご入力いただいた情報は,下記のページに反映されます。
◆京ころなマップ
https://svr1.cotoapli.jp/Scripts/cotoapli.dll?appname=dcr&prgname=gq-map&arguments=-A,-N1,-N26000
※一旦,報告された情報は削除も訂正もできませんので,ご注意ください。