2020年11月1日号
新型コロナウイルス感染症にともなう医療関連の支援として,感染リスクを抱えながら医療を提供する医療従事者への支援および地域医療確保に必要な診療を継続する医療機関への支援の具体的な内容について説明。
また,医療従事者への慰労金支給・医療機関等への支援金交付の申請期間は,令和2年8月17日から令和3年2月末までであることを補足した。
令和3年度の審査会委員の改選を契機に,合議体の増設および二次判定の簡素化,審査会の曜日変更の検討が行われることを報告。
麻薬免許の更新申請(平成30年~令和2年有効の免許保持者)と受払数量届の提出が10月1日(木)から15日(木)まで府医事務局にて行われることを報告し,必ず期限までに提出していただくよう依頼した。特に,免許が失効した場合,麻薬の取り扱いはもとより,在庫の所有についても麻薬および向精神薬取締法違反として厳重に罰せられることを説明し,申請忘れには十分留意するよう呼びかけた。
また,更新手続や麻薬の在庫の有無にかかわらず,数量届の提出は必須であるため,会員への周知徹底を求めた〔京都医報:令和2年9月15日号(No.2181)付録参照〕。
7月下旬から9月中旬にかけての社会・医療保険状況について,◆8月6日,厚労省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」は,4月10日から開始した電話やオンラインによる診療(電話等診療)の時限的特例的措置について,当面はおおむね現行どおりに継続する方針を決めた,◆厚労省は24日の「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」で,新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの今冬同時流行を見据え,地域の診療所など,身近な医療機関においても,コロナやインフルの疑い患者に対する診療や検査ができる体制を10月中に構築する考えを示した,◆中川日医会長は,9月9日の会見で,新型コロナウイルス流行下でのインフルエンザへの体制整備について,発熱患者を診療・検査する医療機関に対して,感染リスクにともなう補償が必要だと主張,といった話題を中心に説明した。
京都市では,令和2年10月1日から,「異なる予防接種を受ける際の接種間隔」の規定が一部変更されたことを報告し,内容についての会員への周知を求めた。
また,医師(接種医)が認めた場合,異なるワクチンを同時に接種することは可能であることを説明した。
第46回京都医学会が,9月27日(日)午前9時からWeb開催されることを案内し,多数の参加を依頼。
また,Web参加について,①当日9時から新規登録開始・視聴可能であること,②当日,府医会館では視聴不可であること,③再度ログインの場合は,メールアドレスおよびパスワードが必要であることを説明した。
10月に予定している府医学術講演会を紹介し,参加を依頼した。