2020年11月1日号
◇厚生労働省疑義解釈資料(令和2年度診療報酬改定その35〜37/10月2日・13日・16日付)
【SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)核酸検出】
問1 「検査料の点数の取扱いについて」(令和2年10月2日保医発1002 第1号)において「厚生労働省の定める新型コロナウイルス感染症の検査に係る指針」とあるが,具体的に何を指すのか。
(答) 現時点では,「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針」を指す。
問2 令和2年3月6日付けで保険適用されたSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)核酸検出を実施する際に用いるものとして,「国立感染症研究所が作成した「病原体検出マニュアル2019-nCoV」に記載されたもの若しくはそれに準じたもの」とあるが,「新型コロナウイルスに関する行政検査の遺伝子検査方法について」(令和2年3月18日厚生労働省健康局結核感染症課事務連絡)において,行政検査等に用いる遺伝子検査方法として示されている,国立感染症研究所のホームページに掲載された「臨床検体を用いた評価結果が取得された2019-nCoV遺伝子検査方法について」(厚生労働省健康局結核感染症課・国立感染症研究所)に記載された「SARS-CoV-2遺伝子検出キット極東Ver.2」(極東製薬工業株式会社)はこれに該当するか。
(答)該当する。
【SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)抗原検出】
問3 令和2年5月13日付けで保険適用されたSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)抗原検出を実施する際に用いるものとして,「SARS-CoV-2抗原の検出(COVID-19の診断又は診断の補助)を目的として薬事承認又は認証を得ているもの」とあるが,①令和2年10月13日付けで薬事承認された「イムノエースSARS-CoV-2」(株式会社タウンズ)及び「キャピリアSARS-CoV-2」(株式会社タウンズ),②令和2年10月16日付けで薬事承認された「ルミパルスプレストSARS-CoV-2 Ag」(富士レビオ株式会社)はいつから保険適用となるのか。
(答) ①令和2年10月13日より保険適用となる。
②令和2年10月16日より保険適用となる。