2021年12月15日号
◎山本 舜悟(京都市立病院)
池田裕美枝(京都大学大学院医学研究科)
花木 奈央(大阪大学)
古武 陽子(京都大学大学院医学研究科)
上野 里紗(済生会京都府病院)
中奥由里子(国立循環器病研究センター)
岡田 麻美(京都第二赤十字病院)
自閑 昌彦(宇治徳洲会病院)
西山 大地(市立福知山市民病院)
○松原 慎(京都府立医科大学)
(敬称略,順不同,◎=委員長,○=副委員長)
担当副会長 小野 晋司 / 担当理事 加藤 則人・成宮 博理・堀田 祐馬
今期の第1回研修サポート委員会が11月9日(火)に開催された。
冒頭,挨拶に立った小野府医副会長は,これまで府医では「京都府全体で良医を育てる」のスローガンのもと,研修医,若手医師向けのユニークな勉強会に先進的に取組み,全国から注目を集めるまでに成熟してきたと述べ,今期はさらに一歩進めて,研修,教育の「質」に着眼し,府内のどの施設で研修をしていても質の高い教育を受けられる環境づくり,研修医,指導医,医師会それぞれにメリットのある持続可能な仕組み作りに取組みたいとの意向を示した。その上で,今期大幅に委員を交代し,卒後20年目までの中堅世代の医師がメンバーとなったことから,現場の実情を踏まえ,若手のニーズに沿った取組みを展開していただきたいと協力を求めた。
引続き,委員の自己紹介,正副委員長の選出が行われ,委員長に山本舜悟氏(京都市立病院),副委員長に松原慎氏(京都府立医科大学)がそれぞれ選出された。
今期は,これまで取組んできた研修医事業の継続開催のほか,時間外労働規制等によって研修医,指導医ともに時間の制約がある中で,研修・教育の質を低下させないような新たな取組みや方策について企画,実行するとともに,研修医を中心とした若手医師のキャリアパスのサポートなどを積極的に議論していく。
また,臨床研修指定病院の病院長やプログラム責任者で構成する「臨床研修指定病院協議会」や主に卒後3年~10年目までの医師で構成する屋根瓦塾などの研修医事業の第一線で活躍してくれる「若手医師ワーキンググループ」とも連携をとり,京都府全体の臨床研修の質向上に向けて協議を重ね,有意義な事業を展開していく。