2021年7月15日号
理事退任に際し,一言,御礼申し上げます。森執行部4期7年,松井執行部2期4年,計11年に渡って理事を務めさせていただきました。皆様方のご支援のお陰で何とか大過なくここまで来ることができました。主務の看護専門学校では,財務,経営,人事,設備など,運営のあらゆる面を勉強させていただきました。少子化,高学歴化の波にもまれ,看護専門学校では,学生確保,教員確保,実習施設確保,などの問題を慢性的に抱えております。そのため“将来構想特別委員会”を経て,大変残念ですが,今年度から准看護科の募集停止,そして2年課程の最後の入学となりました。また,新型コロナウイルスの流行は,授業の形態や実習の仕方を大きく変容させました。このような中で,ウイズ・コロナ,そしてポスト・コロナの時代を見据えた学校改革案を提案させていただき,多少なりとも役目を果たすことができたのではないかと思っております。その他,准看護師の活用,看護師特定行為研修,外国人材の問題等,京都府の会議や日医医療関係者検討委員会などで勉強させていただき,充実した11年間でした。今後は,一臨床医として,一脳神経内科医として地域医療に貢献させていただく所存です。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。皆様の益々のご発展を祈念申し上げ,理事退任の挨拶にかえさせていただきます。本当に有り難うございました。
このたび理事を退任することになりました。4年間という短い期間でしたが,今までになく勉強になった,また集中した時間をたくさん持った4年間でした。
主務担当は保険政策,労災・自賠,地域連携(地域連携パス,リハビリテーション),スポーツ医学,委員会はスポーツ医学委員会,2期目からは社会保険研究委員会も主担当となりました。また,地域ケア委員会,在宅医療・地域包括ケア対策も副担当いたしました。各種会議で自らの無知を痛感させられ,こういうことでもなければ手に取ることもなかったであろう多くの書物や情報に触れる機会をいただきました。また,事務局からは有益な資料を数多く揃えてご準備いただき,大変お世話になりました。理事会・各部会では,それぞれの議題が精密に審議されており,すこしでも疑義があれば,なおざりにせずに議論するという基本的な理念ともいうべき姿勢に感嘆させられましたが,うっかり者の私などはしょっちゅう不備があり,冷や汗をかいておりました。ようやくある程度独り立ちしてきたところでの退任となり,申し訳ないことと感じております。
府医のような切磋琢磨できる場から離れることは大変辛いことではありますが,ここで学んだことを地域で活かし,また,地域で得たものをさらに育てていけるよう,今後もがんばって歩いていこうと思っております。本当にありがとうございました。