地区だより 左京医師会

左京医師会情報広報担当理事 青木 信裕

 京都府医師会の理事の皆様、各地区医師会の皆様、事務の皆様にはいつも大変お世話になりありがとうございます。COVID-19の診療に最前線で当たられている先生方に敬意を表するとともに、府医会員の先生方におかれましては患者さんや従業員の方々への感染予防対策にと大変なご苦労をされて診療されていることと思います。
 この地区だよりで左京医師会の紹介をさせていただきます。
 左京医師会は2021年2月現在で290名の府医会員数を擁しており、うちA会員数は190名在籍し伏見に次いで管理者の多い地区医師会です。左京区は縦に長く大きく(大阪市全域より広い)、風光明媚で国際文化施設も多い地区を左京医師会がカバーしています。
 左京医師会は現執行部の川勝秀一会長の下、情報広報担当は左京医報(写真1)という年10号発行している会員雑誌の編集と左京医師会ホームページ管理などを行なっております。内容は理事会記録、学術講演会や認知症研究会など左京医師会の活動報告に加えて、左京医師会会員の先生方からの自由闊達な随筆を掲載させていただいております。昔からある良い文化と伝統を大切にして年配の先生方へも優しく、かつ新しいことへも取組んで、情報の共有と会員の交流に役立つ活動をしております。
 この数年の大きな出来事は2018年11月に左京医師会事務所が国立京都国際会館内へ移転したことです。事務所からの岩倉方面の眺めも絶景です(写真2、3、4)。今はオンラインでの会議がメインとなりましたが、月2回の理事会、情報広報委員会、災害対策部会、認知症部会、在宅医療部会などがここで行われています。

写真1 年10号発行している左京医報

 もう一つの大きな出来事は京都市からの委託で2019年に左京医師会にも設置された京都市左京区在宅医療・介護連携支援センター事業です。高齢化が進む中、医療と介護のスムーズな連携に役立つよう運営されております。
 胃がん検診・乳がん検診・特定健康診査等への医師の派遣をはじめ、左京区民ふれあい事業、防災関連事業などにも積極的に協力しています。また、病診連携や左京医師会、歯科医師会、薬剤師会との三師会も毎年行い交流を深めております。
 保健面では左京区民の皆様の健康増進を目指して、左京区とともに毎年「左京健康講座」を開催しています。
 スポーツ面では京都府医師会懇親ゴルフ大会で左京医師会は前回優勝しており、二連覇に向けて実力をつけられております。
 福祉面では77歳以上の先生方への慰労を兼ねた緑壽会を毎年開催し、和気藹々とした雰囲気を持っています。
 左京医師会もコロナ禍を境にニューノーマルに対応しております。これからも皆様と連携が強化できるように左京医師会一同願っております。今後ともよろしくお願い申し上げます。

写真2 駐車場からの国立京都国際会館

写真3 左京医師会事務所(653室)

写真4 左京医師会事務所から見える東の風景

一般社団法人 左京医師会
〒606-0001
京都市左京区岩倉大鷺町422番地 国立京都国際会館内
TEL:075-701-1500 FAX:075-701-1751
H P:https://www.sakyo.kyoto.med.or.jp/
e-mail:info@sakyo.kyoto.med.or.jp
会長:川勝 秀一
会員数:350人(2021.4.1現在)

2021年5月1日号TOP