2021年11月1日号
小林 恭(京大)
○沖原 宏治(府医大)
北村 浩二(泌尿器科医会)
◎奥野 博(泌尿器科医会)
清川 岳彦(京都市立)
(敬称略,順不同,◎=委員長,○=副委員長)
担当副会長 谷口 洋子 / 担当理事 飯田 明男・上田 朋宏
9月16日(木)に,第1回前立腺がん検診委員会が開催された。
谷口府医副会長は,冒頭の挨拶で,京都市における前立腺がん検診の導入の経緯とともに,本検診の実績や成果について説明した上で,精度管理への取組みも重要な課題であるとして,前立腺がん検診事業の円滑な運営に向けて協力を求めた。
続いて,正副委員長選出が行われ,委員長に奥野博氏(泌尿器科医会),副委員長には沖原宏治氏(府医大)を選出した。
当日の協議では,まず,令和2年度と令和3年度の京都市前立腺がん検診の実施状況について,令和2年度は受診率1.8%とコロナの影響を受けながらも例年と比較して大きくは変わらない受診率であったこと,また,前立腺がん発見率も1.33%と,全国値と比べてもしっかりと精度管理されている点を評価し,令和3年度も前年度と同レベルで推移していることが報告された。
例年開催している前立腺がん検診講習会については,令和2年度は中止となったが,令和3年度は12月にWEB開催する予定であり,泌尿器科以外の先生にも見ていただけるよう,後日,動画配信を検討することとなった。
その他,前立腺がん検診の受診率を上げるため,検診受診時の窓口負担を軽減することについて,引続き京都市に要望していくことで意見がまとまった。