委員会だより – 乳幼児保健委員会

○長谷川 功(京都市西陣)
 河井 昌彦(京大)
◎栗山 政憲(小児科医会)
 松尾  敏(小児科医会)
 松井 史裕(小児科医会)
 嶋元 孝純(眼科医会)
 中井  茂(耳鼻咽喉科医会)
 森元真梨子(京都府)
 大島  泉(京都市)

(敬称略,順不同,◎=委員長,○=副委員長)
担当副会長 谷口 洋子 / 担当理事 松田 義和・禹   満・細田 哲也

乳幼児健診について

 9月28日(火)に,第1回乳幼児保健委員会が開催された。
 冒頭,挨拶に立った松井府医会長は,これまでの委員会で乳幼児健診,保育所・幼稚園での健康管理の課題,感染症予防・対策,食物アレルギー対応,虐待,医療的ケア児への対応,小児在宅医療に関する人材育成等,多岐にわたる課題への具体的な取組みを通じて,京都府の乳幼児保健の環境整備にご尽力いただいたことに謝辞を述べた上で,乳幼児健診を活用した親子の心身の健康保持をはじめ,子育ての課題に関する相談体制の構築等,必要な支援が子どもたちに届くよう,早急に取組みを進めることが必要であるとの考えを示し,今期の諮問事項について説明した。
 その後,互選により委員長に栗山政憲氏(小児科),副委員長に長谷川功氏(京都市西陣)が選出された。
 委員会では,昨年からの新型コロナウイルス感染症による健診の滞りや,乳幼児やその保護者へのワクチン接種,小児が感染した場合の入院体制の確保等,種々の問題が生じていることを挙げ,現状の乳幼児健診についての課題を洗い出し,今後の新興感染症のパンデミックに備え,医学的見地から乳幼児健診を安定した形で提供できるよう,その方策について協議していくこととなった。

2021年11月1日号TOP