委員会だより – 脳卒中登録事業委員会

 岩本 芳浩(京都山城総合医療センター)
○重松 一生(南京都病院)
 清水鴻一郎(京都リハビリテーション病院)
 塚原 徹也(宇多野病院)
○冨井 康宏(冨井医院)
◎中野 博美(京都きづ川病院)
 牧野 雅弘(京都岡本記念病院)

(敬称略,順不同,◎=委員長,○=副委員長)
担当副会長 谷口 洋子 / 担当理事 髙橋  滋・武田 貞子

~ 脳卒中登録事業のあり方,委員会活動の方向性について ~

 第1回脳卒中登録事業委員会が10月8日(金)に開催された。
 冒頭,松井府医会長は,「循環器病対策推進基本計画に基づき,今年度『京都府循環器病対策推進協議会』が設置された。この協議会では,循環器病の予防,早期発見,早期治療,再発の予防など,京都府の循環器病対策を推進するため,国の指針に沿って計画や重要事項について審議を行う。これまでのデータ集積作業から循環器病の予防や対策を行うことになるため,脳卒中登録事業は転換期となる」と挨拶し,活発な議論を求めた。
 今期の委員会は7名で構成され,委員長には中野博美氏(京都きづ川病院),副委員長に冨井康宏氏(冨井医院)と重松一生氏(南京都病院)が選出された。
 委員会では,脳卒中登録事業報告書(令和元年度症例)の作成について,執筆分担やスケジュール確認が行われた。
 また,循環器病対策推進基本計画に関しては,厚生労働省から委託を受けた国立循環器病研究センターにおいて循環器病データベースの構築が進んでおり,令和4年度に一部都道府県でモデル事業を開始,令和5~6年度に全国的に登録開始予定である。そのため,今後開催が予定されている京都府循環器病対策推進協議会での協議内容を踏まえ,委員会の方向性を検討する。

2021年11月15日号TOP