2022年4月1日号
令和2年4月診療報酬改定に関する「Q&A」(その23)
◇厚生労働省疑義解釈資料(その97/2月28日付)
〔Nudix hydrolase 15(NUDT15)遺伝子多型〕
Q1 「医薬品の適応外使用に係る保険診療上の取扱いについて」(令和4年2月28日付け保医発0228第1号)別添において,「原則として,「アザチオプリン【内服薬】」を「全身型重症筋無力症」に対して処方した場合,当該使用事例を審査上認める。」とあるが,全身型重症筋無力症の患者であって,チオプリン製剤の投与対象となる患者に対して,その投与の可否,投与量等を判断することを目的として,リアルタイムPCR法によりNudix hydrolase 15(NUDT15)遺伝子多型の測定を行った場合,「D006-17」Nudix hydrolase 15(NUDT15)遺伝子多型は算定できるか。
A1 算定できる。ただし,当該薬剤の投与を開始するまでの間に1回を限度とする。