地区だより

舞鶴医師会

理事 髙田 博輝

舞鶴市の現状
 2022年1月1日現在で7万8,878人となり減少の一途をたどっている。2020年には高齢化率は31.8%と他の地域と同様人口減、高齢化がすすんでいる。市の予想では2025年には33.9%、2040年には38.9%に達するとしている。

舞鶴市の特徴
 京都府北部に位置し日本海に面している。市域は大きく2つに分かれ田辺藩の城下町から発展した西舞鶴と、海軍鎮守府・軍港として発展した東舞鶴からなる。
 舞鶴市としては舞鶴港の「日本海拠点港」の指定や、「赤レンガ」、「海・港」をシンボルとする観光ブランド戦略の展開、引揚記念館のユネスコ世界記憶遺産登録など、地域資源を生かしたまちづくり施策を進める一方、人口減少については回復を目指すべく「交流人口300万人、経済人口10万人都市舞鶴」を掲げている。
 最近舞鶴市のロゴが完成し発表された。見ていただくとわかるのだがロゴの中に「ヅルいい!舞鶴」と書いてある。どうやらヅルい!ほど魅力あふれるまちの意らしい。ヅルいという言葉は本来良い意味で使用することはないのでこのフレーズにいささかの違和感を覚えるのだが…(これは個人の意見で舞鶴医師会の総意ではないことを強調しておく)。

医師会
 舞鶴医師会館「舞鶴メディカルセンター」を有しており1976年に東舞鶴の赤レンガ倉庫に隣接する場所に建設された。舞鶴医師会は2013年に社団法人から一般法人へと移行している。舞鶴市による赤レンガパーク整備にともない2020年秋に「メディカルセンター」は西舞鶴に移転した。新しい医師会館は舞鶴市民病院、舞鶴赤十字病院、京都府中丹東保健所と隣接した場所にあり、好立地に位置する。
 これまで東舞鶴と西舞鶴にあった訪問看護ステーション「はまなす」も統合し新しい医師会館内に移転し活動を行っている。

医師会構成
 舞鶴医療センター、舞鶴共済病院、舞鶴赤十字病院、市民病院の公的4病院と開業医で構成されている。病診連携、病々連携を行いながら舞鶴市の医療に少しでも貢献できるよう努力している次第である。

一般社団法人 舞鶴医師会
〒624-0906
舞鶴市倉谷1350-11
TEL:0773-76-0900 FAX:0773-78-5980
H P:http://maizuru-ishikai.jp/
e-mail:ishikai@mxa.nkansai.ne.jp
会 長:隅山 充樹
会員数:117人(2022.7現在)

2022年8月1日号TOP