2022年11月15日号
オンライン資格確認導入に係る補助金について,令和4年6月7日以降に顔認証付きカードリーダーを申し込んだ医療機関は,診療所42.9万円を上限に実費補助,病院は420万円の1/2補助に拡充されました。一方で,令和3年4月1日~令和4年6月6日の期間にカードリーダー申し込み済の医療機関については,診療所42.9万円の3/4補助,病院は210万円の1/2補助となっていたため,6月7日以降の医療機関と同額となるようその差額相当分が補助されることとなっていたところです(補助金受給済の医療機関を除く)。
今般,「医療提供体制設備整交付金実施要領」の改正が行われ,「差額相当分の補助」の申請方法が決まった旨,情報提供がありましたのでお知らせします。
申請方法につきまして,「ポータルサイト申請の医療機関」は,特段の対応は必要ありませんので,ポータルサイトに示されている通常の手順どおりにて申請を行ってください。「紙申請の医療機関」は,補助金申請の際に,申請書様式「別紙特例補助(その3)様式」を用いて申請をお願いします。
なお,すでに申請済みの医療機関は,ポータルサイト,紙申請,ともに再提出の必要はありません。申請後,支払基金にて申請日・運用開始日の確認を行い条件に該当するか判定したのち,差額交付の手続きを進め,補填が実施された金額が交付されます。
また,運用開始日が未入力の医療機関には,確認のため支払基金より11月に各医療機関へメールにて連絡する予定とのことです。
もし,交付条件に該当する医療機関において,補填が実施されていない金額が交付された場合には,オンライン資格確認等コールセンター(0800-0804583)へお問い合わせをお願いします。対象の医療機関は,令和5年1月31日までの運用開始,令和5年6月30日までに申請が条件となっていますので,ご対応のほどよろしくお願いいたします。
【参考】 保連発1007第1号「医療提供体制設備整備交付金の実施について」の一部改正について
https://www.iryohokenjyoho-portalsite.jp/news/10071.html
日本医師会ホームページ・メンバーズルーム内オンライン資格確認相談窓口
https://www.med.or.jp/japanese/members/info/jirei.html