2022年9月15日号
◇厚生労働省疑義解釈資料(令和4年度診療報酬改定その55/8月9日付)
【SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)抗原検出(定性)】
問1 令和2年5月13日付けで保険適用された SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)抗原検出(定性)を実施する際に用いるものとして,「SARS-CoV-2 抗原の検出(COVID-19 の診断又は診断の補助)を目的として薬事承認又は認証を得ているもの」とあるが,令和5年8月9日付けで薬事承認された「SARS-CoV-2 抗原迅速検査キット[ジェネティックラボ]」(ユーロフィンジェネティックラボ株式会社)はいつから保険適用となるのか。
(答) 令和5年8月9日より保険適用となる。
【SARS-CoV-2・インフルエンザウイルス抗原同時検出(定性)】
問2 令和3年5月12日付けで保険適用された SARS-CoV-2・インフルエンザウイルス抗原同時検出(定性)を実施する際に用いるものとして,「SARS-CoV-2 抗原及びインフルエンザウイルス抗原の検出を目的として薬事承認又は認証を得ているもの」とあるが,令和5年8月9日付けで薬事承認された「Vトラスト SARS-CoV-2+Flu Ag」(ニプロ株式会社)はいつから保険適用となるのか。
(答) 令和5年8月9日より保険適用となる。
【SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)核酸検出】
問3 令和2年3月6日付けで保険適用された SARS-CoV-2 (新型コロナウイルス)核酸検出を実施する際に用いるものとして,「体外診断用医薬品のうち,使用目的又は効果として,SARS-CoV-2 の検出(COVID-19 の診断又は診断の補助)を目的として薬事承認又は認証を得ているもの」とあるが,令和5年8月9日付けで薬事承認された「コバス SARS-CoV-2 Duo」(ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社)はいつから保険適用となるのか。
(答) 令和5年8月9日より保険適用となる。
【SARS-CoV-2・RS ウイルス核酸同時検出】
問4 令和4年7月1日付けで保険適用された SARS-CoV-2・RS ウイルス核酸同時検出を実施する際に用いるものとして,「SARS-CoV-2 及び RS ウイルスの核酸検出を目的として薬事承認又は認証を得ている体外診断用医薬品」とあるが,令和5年8月9日付けで薬事承認された「ジーンキューブ HQ SARS-CoV-2/RSV 2.0」(東洋紡株式会社)はいつから保険適用となるのか。
(答) 令和5年8月9日より保険適用となる。
【ウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2 を含む。)】
問5 令和2年7月22日付けでウイルス・細菌核酸多項目同時検出(SARS-CoV-2 を含む。)が保険適用されているが,これを実施する際に用いるものとして,令和5年8月9日付けで薬事承認された「BioFire SpotFireR パネル」(ビオメリュー・ジャパン株式会社)はいつから保険適用となるのか。
(答) 令和5年8月9日より保険適用となる。