委員会だより – 学校保健委員会<答申>

安野 哲也(中京東部)      ○杉本 英造(中京西部)    川勝 秀一(左京)
井本 雅美(右京)         天満 真二(西京)      水野  寿(綴喜)
髙屋 和志(船井)        ◎柏井真理子(眼科)      平杉嘉平太(耳鼻咽喉科)
山下 達久(精神科)        味田真由子(京都府教育庁,~R4.4)
森  篤子(京都府教育庁,R4.4~)
岩本 順香(京都市教育委員会)  須田 暁徳(京都府文化スポーツ部文教課)
園田 研一(京都府私立中学高等学校連合会)

(敬称略,順不同,◎=委員長,○=副委員長)
担当副会長 谷口 洋子 / 担当理事 松田 義和・禹   満

「学校における感染症対策について」

 6月1日(木),学校保健委員会において作成した答申書が柏井委員長から松井府医会長へ提出された。
 会長諮問である「学校における感染症対策について」に対し京都府・京都市の両教育委員会からの委員が参画し,今期は初めて私立中学高等学校連合会から現職の私立高等学校長を迎えて議論を重ねた。
 今期委員会では柏井委員長の下,学校における感染状況からその対策について委員それぞれの立場からの議論が活発に行われ,今回のコロナ禍で学校に何が起き,どのように対処したかが明らかになった。答申の中では杉本副委員長が3か年にわたる京都市での新型コロナウイルス感染症対策を時系列で追い,学校での感染対策の変遷や学級閉鎖や休校の基準について詳細に記した他,京都市の学校医にアンケートを行った結果を用いて感染症対応についての状況を説明した。その他各委員からは教育行政の対応や専門診療領域からの視点,あるいは地域における状況等も執筆され,それぞれの立場から今後の感染対策への課題が提示された。
 最後に,ご協力をいただいた京都府・京都市両教育委員会,京都市学校医会,京都府私立中学高等学校連合会,専門医会等の関係各位とご執筆いただきました先生方に深甚の敬意と謝意を表します。

※答申内容は府医ホームページに掲載しておりますので,ご一読ください。

松井府医会長に答申を提出する柏井学校保健委員会委員長
(中央は学校保健委員会担当の松田府医理事)

2023年7月1日号TOP