地区だより 中京東部医師会

広報担当 西嶋 一晃

京都大原児玉山荘のお庭にて
ビンゴ大会の様子

 昨年の9月には日本入国の際のCOVID-19のPCR検査義務が解除され、周囲の街中でも日本語以外の言葉があちこちで聞こえてくるようになり街に活気が戻ってまいりました。わが中京東部医師会でも会員同士の親睦を深めるため2年ぶりにレクリエーションを令和4年12月4日(日)に催しました。午前9時30分に烏丸御池の交差点で集合、マイクロバスに乗って八瀬・大原に向かいます。あいにく寒く雨の降り出しそうな天気でしたが、なんとか大雨にはならずにすみました。当会の理事でもある御所南リハビリテーションクリニックの児玉万実先生にご尽力いただき、京都大原児玉山荘の見学、その後エクシブ八瀬離宮でのランチを行いました。京都大原記念病院の敷地内にある山荘は児玉万実先生のご実家でもあり現在もときどき使用されているそうです。3千坪の敷地に昭和初期に染色工芸家として有名であった若松華瑤によって建てられた茅葺の建物としっかりと手入れされたお庭が印象的でした。林真理子氏の小説「大原御幸」の舞台にもなっているそうで、その小説の中に登場する天才帯図案家、松谷鏡水は京都大原に数寄を尽くした山荘をつくりそこに各界の一流の人々を招いてもてなし、若い芸術家たちのパトロンとしての役目も果たしたという設定になっています。まさにその雰囲気にぴったりの趣がある山荘でした。山荘見学ののちエクシブ八瀬離宮へと移動し、ランチに舌鼓をうちながらしばらくご無沙汰しておりました先生方とface to faceで近況を語り合うことができる喜びをかみしめました。

エクシブ八瀬離宮におけるランチでの
新屋会長の挨拶

 また令和5年1月22日(日)には中京東部医師会・泉会 合同新春賀詞交歓会が京都ブライトンホテル「雲の間」で3年ぶりに開催されました。多数の先生方がお集まりのなか、庶務担当の岩間大輔先生の司会のもと会長の新屋明美先生の挨拶から始まりました。毎年恒例のビンゴ大会も久しぶりでしたのでおおいに盛り上がりました。このコロナ禍の3年ほどのあいだに学会や会議がリモートで行われることが我々のなかで慣習化され、現地に足を運ばなくても良くなることで時間的、経済的なメリットを享受できた面もあります。しかしそのために対話している時の相手の表情が読み取りにくいという点や、聞いた話の印象の深さがリアルと比べて劣るという点も否めません。今後は両者の「いいとこどり」をしていくような体制が必要だと思われます。

中京東部医師会・泉会合同新春賀詞交歓会での新屋会長の挨拶

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会 長:新屋 明美
会員数:157 人(2023.3現在)

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