今般，厚生労働省医薬・生活衛生局血液対策課より標記の事務連絡が発出されましたのでお知らせします。
　人免疫グロブリン製剤については，６月１日号本紙にて既報のとおり，近年の需要の増加により在庫が逼迫し，血漿分画製剤の製造販売業者より限定出荷が行われている中で，安定供給の確保のためにも，必要量以上の大量購入や買い占めの行動を控えていただくよう厚労省が依頼していたところです。
　当該事務連絡は，一部の医療機関による大量購入等もあり，入手が困難な医療機関が散見されていることから，令和５年度需給計画を変更し，輸入製剤を追加輸入することについての周知するものです。
　併せて，血漿分画製剤は，製造に時間を要すること，献血由来の製品であるため製造本数に限りがあることから，安定供給に向けた周知が依頼されていますので，改めて，一部の医療機関によるものとのことではございますが，必要量以上の大量購入や買い占めの行動を控えていただくようお願いしています。

令和５年度需給計画の変更箇所（人免疫グロブリン製剤）

（2.5g 換算　単位：本）

※下線は変更箇所