集いの部屋 医師テニス

第50回 全日本医師テニス 愛媛大会

 記念すべき第50回の全日本医師テニス大会が10月7日(土)〜10月9日(月)の3日間,松山市で開催された。
 コロナ禍の3年間,第47回,48回は中止,さらに昨年の第49回山口宇部大会は内容を縮小化してなんとか開催された。今回はコロナ禍が明けたと実感できる記念すべき50回大会となるべく主催県の尽力でフルスケールの内容での開催となった。参加者は全国から332名,京都から21名が松山市に集合するという,かなり盛大な大会であった。テニス会場は松山市中央公園コート16面と空港東公園コート8面の2大会場が準備された。中央公園のテニスコートは坊ちゃんスタジアム野球場に接しており,整備された立派な設備の会場であった。
 第1日目は医師,夫婦のミックスダブルス戦,第2日目は男女すべてのダブルス戦,そして最終日がすべてのシングル戦というスケジュールでの大会となった。第2日目は弱い雨に見舞われたがほぼ試合にはさしつかえなく無事に進行された。

 第2日目8日(日)夕方にANAクラウンプラザホテル松山でスポーツ予防医学研究会と会員の懇親会が開催された。「スポーツによる上肢障害の治療」と題して岡山大学整形外科教授 島村安則先生の講演があった。医師テニス大会ということでテニス肘について,さらに大谷翔平選手の再度の肘故障でのトミージョン法,インターナルブレース法による手術の解説をいただいた。
 続いての会員懇親会ではお酒あり,余興ありのフルサイズでのパーティーとなった。ウィンブルドンファイナリスト清水善造氏の孫にあたる清水善三氏が登壇され,戦前戦後の日本のテニス史について種々の話題を提供された。清水善造選手のウィンブルドン準優勝メダル等いろいろゆかりの品々が展示され,まじかで拝見することができた。
 総会では2024年第51回大会が宮城県で,2025年第52回大会が兵庫県で開催されることとの報告があった。また,世界大会は2024年ハンガリーブタペストで2025年はポーランドでの開催とのことである。詳細は日本医師テニス協会のホームページを見てほしいとのことです。テニス愛好の医師,配偶者の多くのご参加をお待ちしています。

平杉 嘉昭(西京) 記

<京都勢戦績>

2023年11月15日号TOP