委員会だより – 健康日本21対策委員会

◎高木  力(内科医会)
 近藤有里子(禁煙推進研究会)
 絹村  円(京都市)

〇劉  和輝(整形外科医会)
 幣 憲一郎(栄養士会)

米田 紘子(糖尿病医会)
古川 浩気(京都府)

(敬称略,順不同,◎=委員長,○=副委員長)
担当副会長 谷口 洋子 / 担当理事 小柳津治樹・田村 耕一

 今期,健康日本21対策委員会の第1回委員会を8月23日(水)に WEB を併用し開催した。本委員会は京都内科医会,京都整形外科医会等の専門医会や各種関係団体から推薦いただいた有識者により構成されている。
 1回目の委員会に際し,松井府医会長に代わり谷口府医副会長から委員就任への御礼とあわせて,健康寿命の延伸,健康格差の縮小を目指し,健康づくりや啓発事業の見直しも含め,今後の健康増進計画や健康日本21運動のあり方についてご協議いただきたいと挨拶した。
 つづいて,委員の互選により,委員長には高木力氏(内科医会)が,副委員長には劉 和輝氏(整形外科医会)が選出された。
 協議に入り,例年府医が担当している京都市地域女性連合会発行の「京都女性しんぶん〜健康ガイド」の執筆者の選定,「第27回健康講座」の内容や登壇者等について最終確認を行った。
 委員会では,ここ数年,健康長寿をテーマに各種事業を展開しているが,京都府の健康寿命は,女性が全国44位,男性は全国28位と低迷していることに対して,今後,この数値の改善を目指し,京都府や京都市と連携して多角的に疾病予防と介護予防の両方の観点から検討していくことが課題となっている。また,第二次「健康日本21対策」は,健康寿命の延伸・健康格差の縮小をテーマに掲げ,昨年の秋(2022年10月)に最終評価があり,それぞれの分野で目標達成度について取りまとめられた。今後は,第三次「健康日本21」への対応も念頭に,さまざまな角度から検討していく。

2023年10月1日号TOP