松井執行部 4期目 発足

新執行部役員に就任して

再任のご挨拶  理事 森口 次郎

 去る6月の府医代議員会で理事に再任していただきました。今期も,地域医療の産業保健を中心に担当させていただきます。
 2020年以降,新型コロナウイルスの感染拡大により産業医研修の中止期間がありましたが,おかげさまで昨年度は人数制限など様々な注意を払いつつ,順調に産業医研修を実施することができました。日医 Web 研修システムを用いた産業医研修はいくつかの問題点があり利用に至りませんが,本年3月4日の産業医部会総会では,6か所のサテライト会場で多くの先生方に受講いただくことができました。今後もできる限り遠隔での産業医研修を行い,会員産業医の利便性向上に努めていきたいと考えています。
 産業医に関わる行政の動向として,化学物質の自律的管理に関わる労働安全衛生法令の改正が大きな注目を集めています。本改正は,これまで規制対象外だった有害な化学物質を主な対象として,国によるばく露の上限となる基準の策定,危険性・有害性情報の伝達の整備拡充等を前提として,事業者が,リスクアセスメントの結果に基づき,ばく露防止のための措置を適切に実施する制度を導入するものです。関連する検討会報告書などをみると,「労働者がばく露限界値を超えてばく露した可能性がある等必要な場合は,臨時の健康診断を実施しなければならない(健診項目は健診を実施する医師または産業医が判断)」などと,産業医へのさらなる期待が見受けられます。このような状況を踏まえて,7月23日に開催した認定産業医研修会「集中講座」では,「化学物質のリスクアセスメント」をテーマとする実地研修を実施しました。今後も産業医科大学との連携などによるタイムリーで良質な産業医研修の提供とともに,安心して産業医として勤務いただける体制整備などにも取組み,京都府の産業保健向上に努めてまいる所存です。
 一層のご指導,ご鞭撻を何卒よろしくお願い申し上げます。

新任のご挨拶  理事 廣嶋 芳城

 この度,第210回定時代議員会でご承認いただき府医理事を務めることになりました廣嶋芳城です。経験も浅い若輩者の私にこのような機会を与えてくださった会員の先生方に深謝いたしますとともに,事の重大さに身の引き締まる思いをしております。
 私のクリニックは JR 二条駅の駅ビルにあり,駅前ロータリーを挟んで南側に府医会館があります。正に目と鼻の先程の近さでしたが,府医は私にとって縁遠い存在でしたので,理事のお話をいただいた時には大変驚きました。組織人としての活動は病院勤務時代に幹部会議の末席で病院運営の一部をお手伝いした程度でしたので,開業後の17年間はほぼ自院の診療に携わるのみで組織人としての活動はこの先もないだろうと高を括っておりました。このお話をいただきました時,これまで府医に会員として所属してきたことで医報などから得られる医療情報を享受できたこと,府医主催の産業医研修会など様々な研修会に参加できたこと,事務局からは医療に関係する煩雑な手続きについて適切な助言をいただいたことなど様々な恩恵を受けてきたことを想い返し,理事として仕事をすることで少しでもご恩返しになればと思い務めさせていただくことにいたしました。
 分掌は保険医療部で指導,労災・自賠責の主務,スポーツ医学と学校保健で副務を担当いたします。医療を取り巻く環境の変化に敏感にそして柔軟に対処しながら,物事の本質を見極め皆様にとって益となるよう理事としての責務を尽くしてまいりたいと思っています。諸先輩の先生方に指導を仰ぎながら日々研鑽を積み,職責を全うしたいと思っておりますので,府医会員の皆様に於かれましては,ご指導ご鞭撻賜りますよう,何卒宜しくお願い申し上げます。

新任のご挨拶  理事 米林 功二

 この度,理事を拝命いたしました米林功二です。医療政策,感染症対策,前立腺がん検診などを担当させていただきます。
 ご承知のとおり,「医師の働き方改革」,「地域医療構想」,「かかりつけ医機能」など,医療を取り巻く課題は山積しております。その議論の中で,我々医療提供側とは立場を異にする団体からの発言は,ますますその度合いを強めるばかりです。しかし,その内容をみますと,真に国民が安心・安全な医療を受けられなくなることに繋がりかねない,到底受け入れられない提言が目立ちます。来年4月開始予定の,法制化された「医師の働き方改革」など,時限を有する課題もありますので,適時・的確な医療政策を提言してまいる所存です。
 また,次期医療計画には6番目の事業として,感染症対策が追加されました。COVID-19の動向や,今後起こり得る新興感染症に対する情報発信とともに,地区医師会の先生方と共同して,地域で面として支えられる医療提供体制の構築に向けた取組みを進めてまいりたいと考えております。
 前立腺がん検診におきましても,少しでも受検率が向上するよう,努力してまいります。
 その他の各分野におきましても,至らぬ点が多々あることと存じますが,会員の先生方のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして,理事就任のご挨拶とさせていただきます。

再任のご挨拶  理事 田村 耕一

 この度,理事3期目を務めさせていただきます田村耕一です。今期は保険総括,広報,医事紛争を担当させていただくことになりました。
 4年前,初めて理事に就任した後,半年足らずでコロナ禍となってしまいましたが,今年5月8日でようやく2類感染症から5類感染症に変更となりました。COVID-19の影響で特定健診は区役所・支所のみでの再開となっておりますが,乳がん検診は感染対策をした上で再開,保険指導も新規個別指導を中心に再開されました。柏樹会はご参加の先生方の年齢を鑑み今年も中止となりました。楽しみにしておられた先生方にはご迷惑をおかけしております。また府医懇親春のゴルフ大会は中止となりましたが,秋は開催予定です。このように徐々にではありますが平時の状態に戻りつつあります。
 来春には診療報酬,介護報酬,障害者福祉サービス等報酬の同時改定が予定されています。「骨太の方針2023」が閣議決定されましたが注視が必要です。
 コロナ禍で Web 環境が急速に発達し,ほとんどの会議がオンライン会議へ移行しましたが,5類感染症移行後対面形式も徐々に再開され,対面での会議の重要性も再認識させられました。
 今期も会員の先生方のお力になれるべく微力ではございますが尽力して参りたいと思っています。まだまだ若輩者ではございますが,今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

再任のご挨拶  理事 松村 由美

 この度,府医理事として三期目を務めることになりました。前期から引続き,医療安全対策委員会を主務として担当いたします。医療安全対策委員会では,各専門医会の委員から,医療安全に関する話題提供(講演)を行っていただき,質疑応答を行うなど,Web 会議に対応した委員会のあり方が定着いたしました。この利点は,ご多忙の先生方に Web であるからこそご参加いただける点,また,ご参加いただくことを通じて,医療安全という共通のテーマに取組むことができた点にあります。委員会では,長いディスカッションを経て,リーフレット「採血・血管確保時痛み・しびれへの対応」を作成いたしました。府医のホームページからダウンロードできるようにし,広く京都府内の医療機関にご案内いたしました。また,各都道府県医や府内の関連医療団体にもご案内いたしました。採血や血管確保という非常に基本的な医療行為でありながら,ときに,適切に対応していても痛みしびれが発生することをまず認識し,そのリスクを減らすような対応を取りつつ,それで発生した場合には,適切に事後対応できることを目指しました。また,医療安全講演会も Web システムを活用して,コロナ禍でも実施することができました。医療倫理にも取組み,医療者と患者さんの間での信頼関係を構築するために,プロフェッショナルとしての倫理観をもって患者さんとのコミュニケーションを大切にするという基本的なことを「メディエーション」という枠組みとともに学びました。
 この2年間,医療安全担当の理事として,各専門家の先生方とコミュニケーションをとりながら,活動してまいりました。京都府全体の医療安全の向上のために,微力ながら引続き関わってまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

新任のご挨拶  理事 上田 三穂

 このたび,新たに府医理事を拝命いたしました上田三穂と申します。「ワークライフバランス」,「特定健診」,「糖尿病対策」,「子宮がん検診」,「配偶者DV」,「児童虐待」などを担当させていただきます。
 現在,京都府立医科大学の「ワークライフバランス支援センターみやこ」で医療職・医学研究者の健康と活躍を支援する事業を行っております。並行して京都第一赤十字病院健診センターでも長く健診業務に携わってまいりました。実を申しますと,中学・高校・大学の子どもが4人おり,4人目の出産後は非常勤勤務でワークライフバランスをとらせていただきました。その間,地域でがっつり子育てをしておりましたので,医師目線と同じくらい,府民目線や母親目線での経験をしてまいりました。このような経歴の私を理事に招き入れてくださったのは,府医の理事会にも多様な視点が必要だからだと伺いました。これまでの勤務経験や子育てなどの経験を活かせるような担当にあてていただきましたので,医師会の活性化と府民の皆さまのお役に立つことを目指して精一杯務めさせていただきます。
 就任後に参加した理事会や関連の会議で,先輩理事の皆様が多岐にわたる分野の議題について活発に意見を交わしておられる様子に感嘆いたしました。これまで縁のなかった分野の議題については,話の内容を少しでも理解しようと頭をフル回転させているので,ひとつの会議が終わるたびにぐったりしています。一方でこの年齢になって毎日のように新しい知識が増えていくことは楽しみでもあります。成長するのは子どもだけの特権ではない,と自分に言い聞かせながら取組んでおります。
 微力ではございますが,医師会に貢献できる理事に成長するためにできる限りの力を尽くしたいと思っております。ご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

再任のご挨拶  理事 西村 幸秀

 このたび,理事を務めさせていただきます,西村幸秀です。
 今期の担当は,前期に引続き「認知症対策」,「介護保険関係」です。
 京都府の認知症対策では,2013年に「京都式オレンジプラン(京都認知症総合対策推進計画)」が策定されました。京都独自の取組みとして,認知症の人とその家族が望む「10のアイメッセージ」を掲げ,プランが目指す社会の姿を表現しました。その後,2018年にプランが改定され,「新・京都式オレンジプラン」となりました。認知症高齢者等にやさしい地域(まち)づくりに向けて,地区医師会・かかりつけ医の先生・地域の認知症サポート医の先生を中心に,医療・介護・地域での連携の強化が進んでいます。新・京都式オレンジプランの計画期間は2023年度までとなっており,現在,プラン改定が京都地域包括ケア推進機構を中心に進められています。
 しかし,ここ数年の新型コロナウイルス感染症の影響で,認知症の人と家族,また介護保険関係に従事される皆さまを取り巻く環境が大きく変化いたしました。今後は,関係部署と連携し,かかりつけ医認知症対応力向上研修・主治医研修会等に関しても,オンライン配信と会場での開催について検討し,実施していきます。
 一方,国でも「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が2023年6月に公布されました。また2024年4月には,診療報酬,介護報酬,障害福祉サービス等報酬が同時に改定されるトリプル改定が行われる予定です。認知症対策・介護保険関係について,ポスト2025年,アフターコロナを見据えた医療・介護提供体制の姿を含め,先生方への情報提供などを行っていきたいと思います。
 担当いたします各分野におきまして,皆さまのお力になれるべく努力し,少しでも貢献できればと思っておりますので,今後とも先生方のご指導ご鞭撻を何卒よろしくお願い申し上げます。

再任のご挨拶  理事 成宮 博理

 このたび理事3期目を務めさせていただきます,成宮博理です。今期も引続き救急医療に関する事案に主務として,また勤務医,医療安全と医事紛争,感染症対策に副担当として対応させていただきます。この3年以上にわたる新型コロナウイルスの感染拡大期および蔓延期には救急医療が何度も危機的な状況に陥りましたが,多くの会員先生方のご尽力により医療崩壊をきたすことなく踏みとどまることができたと考えております。この場をお借りして感謝申し上げます。感染症法上の取り扱いが5類へと変更され,定点把握や保健所を介さない入院調整など,依然として多くのご負担をお願いせざるを得ない状況ではありますが,今後ともご支援,ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 2024年度からは特に病院勤務の先生方におかれましては激動の年を迎えます。医師の働き方改革などを盛り込んだ改正医療法や各種資格関係の変更が2024年度から運用が開始されます。医師の労働時間の短縮や制限などが,特に救急医療に関わる診療科の先生方の働き方のみならず,地域医療そのものに非常に大きな影響を及ぼす懸念があります。府医として積極的にこの問題に対応させていただきたいと考えております。
 さらに府民からの医療に対する期待はますます高まっておりますが,一方で厳しい視線が当てられているのも事実です。こうした中でさまざまな紛争事案が発生しております。医療安全文化の醸成とともに速やかな問題解決ができるよう努力してまいります。
 今後とも先生方のご指導,ご鞭撻をなにとぞよろしくお願い申し上げます。

再任のご挨拶  理事 堀田 祐馬

 この度,理事を再任させていただくことになりました,堀田祐馬です。
 この2年間は,医師臨床研修,勤務医関係,ワークライフバランスの副担当として,会員・非会員を問わず多くの医師に関わっていただけるような企画を行ってまいりました。
 医師臨床研修関連では,若手医師ワーキンググループの協力を得ながら,定番企画として行ってきた研修医向けの企画の質をより高め,ワークライフバランス委員会では,子育てサポートセンターやワークライフバランス塾といった従来の取組みに加え,医師の妊娠・出産にかかわる様々な障壁を少しでも緩和したいという思いから「妊娠に際し職場のみんなで読むマニュアル」の作成に取りかかり,多くの方にご覧いただくことができました。
 今期は,より多くの方々の役に立ち,かつ応援・協力いただけるような企画を,すべての医師の代表である医師会として全方位的に進めていくことができればと思い,様々な新企画をご提案させていただく予定です。
 微力ではございますが,お役に立てるよう精一杯務めてまいります。ご指導何卒よろしくお願い申し上げます。

再任のご挨拶  監事 大坪 一夫

 この度3期目の監事を務めさせていただくことになりました。二年前はコロナ感染症の波がここまで続くとは思いもせず府医本来の事業が再開できるものと考えていました。残念ながらこの二年間も前期と同様多くの事業が縮小,中止若しくは延期になり,対面での会議もできずじまいでしたが,逆に会員の皆様の理解と協力を得ることで京都の地域医療の底力を改めて感じた二年間でもありました。
 この間,全国にない種々の対応策を講じてきたことは庶務担当理事連絡協議会等で報告させていただいたとおりですが,各担当理事,職員の努力はもちろん,それにも増してそれぞれの事業にご協力いただいたすべての診療科の会員の先生方があって成し遂げられたものだと強く感じています。
 代議員会で昨年の監査報告をさせていただきました。昨年に続き黒字ではありましたが,通常の府医業務によるものではなく,コロナ禍に於ける特殊要因による特異な条件下での決算でした。会館維持費をはじめとして諸物価高騰に対応し無駄遣いをなくすために業務の効率化の見直しも必要です。
 今期は対面による会議,講習会,研修会等が増えてくることが予想されますが,コロナ感染症が無くなったわけではありません。ワクチン接種も続いている状況です。恐れながらも臆することなく必要な事業を展開していくことができれば良いかと思います。
 京都の医師の意思を元に思うことを実行していく強い医師会を作り上げていかなければ種々の圧力に対抗することはできません。そのためには長年府医を支えて来ていただいた会員の皆様のみならずこれから京都の医療に携わってもらえる若い先生方の府医へのご理解とご協力が是非とも必要です。
 ひとりでも多くの先生方が府医に加入していただけるような魅力ある力強い医師会を作り上げていくために会員の皆様のお力添えとご指導を切にお願いいたします。

新任のご挨拶  監事 小野 晋司

 このたび,4期目となる松井執行部で監事を務めさせていただくこととなりました。何卒よろしくお願い申し上げます。
 医師会のような非営利組織における監事の役割は,その財産および理事の業務執行を監査することとされております。前期までの15年間,府医の理事職を務めさせていただきましたが,今般のコロナ禍への対応も含め,府医の業務は極めて広範にわたっております。また医療をめぐる外部環境の変化にともない,業務の内容も複雑化の一途をたどっております。もとより歴代の府医執行部ならびに事務局は高い使命感のもとで業務にあたってこられましたが,行政からの委託事業も含め,多様な要請に応えようとするあまり,ややもすればかなり無理がかかっているのではないかと感じることもございます。
 少子高齢化が叫ばれて久しい状況ですが,医師の世界も例外ではありません。いわゆる「働き方改革」もようやく医師の世界にも適用されるに至りましたが,これとてもその対象は事実上勤務医に限られており,個人事業主として診療にあたっておられる多くの診療所の先生方には,こうした光が当たる見込みは現時点ではないようです。
 このような構成員からなる組織を,適切なガバナンスの下で運営していくには,理事者の高邁な使命感が必要であることは言うまでもありませんが,それに加えて会員の先生方のご指導・ご鞭撻ならびにご理解が不可欠と存じます。浅学菲才の身ではありますが,そうしたご意見をいただきながら,監事としての職務に励んでまいりたいと考えております。どうかよろしくお願い申し上げます。

再任のご挨拶  監事 服部 達夫

 このたび,4期目の外部監事を務めさせていただくことになりました弁護士の服部達夫と申します。アクシス法律事務所に所属しております。
 令和5年5月8日から,新型コロナウイルス感染症も5類感染症へ移行し,マスクの着用も任意とされ,社会活動も徐々に活発化し始めてまいりました。感染症対策については,今後も予断を許すことはできませんが,引続き4期目の松井執行部をしっかりと支えていきたいと考えております。
 外部監事の役割としましては,府医の理事会にて法的観点からの助言・意見を申し上げたり,府医が行政機関や外部団体等と取り交わす契約をチェックしたり,定期的な内部監査を実施することが主となります。それ以外にも,府医事務局を通じて,会員の諸先生方から寄せられた個別の法律問題等に適宜回答させていただいております。また,監事の業務とは別に,府医の医事紛争相談室においてオブザーバーとして参加したり,個別の医事紛争について,医療機関側の代理人弁護士として,患者側との示談交渉や訴訟対応を担当させていただいております。これらの業務についても,引続き邁進していく所存です。
 個人的には,来年に50歳という節目の時期を迎え,また弁護士登録後20年となりますので,人生100年時代の折り返し地点として,公私ともに一層の充実を図っていきたいと思っております。
 もとより若輩者ではございますが,会員の先生方におかれましては,より一層のご指導,ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

再任のご挨拶  顧問 森 洋一

 再度,顧問に就任させていただきました。一言ご挨拶申し上げます。
 健康長寿を合言葉にひたすら長生きに専念してまいりました。お陰様で,府医の会長経験者は早死するとの風説は払拭できたかと思いますが,この3年半のコロナ禍は社会はもとより医療・介護の世界に甚大なる影響を及ぼしてしまいました。この間の府医役員の獅子奮迅の戦いは皆様もご承知のとおりで称賛に値するものと思っております。これからも府医役員の皆様の活躍はより一層期待できると思っておりますが,少しでもそのお役に立てればと微力ながら協力させていただきたいと思っております。
 よろしくお願い申し上げます。

再任のご挨拶  顧問 城守 国斗

 この度,令和5年度定時代議員会において,引続き顧問に再任させていただくことになりました。
 前期は,府医役員先生方のあたたかいご支援により,無事に務めさせていただくことができ,皆様に心より感謝申し上げる次第です。
 また,日頃より日医への会務運営にご理解とご支援をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。
 3年を超える新型コロナウイルスとの闘いの医療現場の最前線で,日々ご尽力いただいております医療関係従事者の皆様に深く感謝申し上げます。医療を取り巻く情勢は,大変厳しく課題,問題が山積しております。府医会員・役員の皆様の少しでもお役に立てますよう全力を尽くして参ります。
 これからも,会員の皆様のご支援・ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げますとともに一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げまして,ご挨拶とさせていただきます。

2023年9月1日号TOP