2024年4月1日号
本年3月1日から医療扶助におけるオンライン資格確認が開始されたことにともない,医療機関から福祉事務所等に対して請求される診療報酬(以下,「レセプト請求」という)の運用における留意事項等が示されましたので,お知らせします。
なお,医療扶助におけるオンライン資格確認の助成金につきましては,令和6年度以降も支援が継続されるよう,日医が厚労省に重ねて要請しており,詳細が決まり次第,改めてお知らせいたします。
記
1.レセプト請求の運用における留意事項
医療扶助におけるオンライン資格確認等システムの運用開始以降は,当該システムを導入する医療機関等(以下「導入医療機関等」という)は,当該システム上の情報※が原則正しいと判断し,レセプト請求を行ってください。
2.薬剤情報等の閲覧開始について
運用開始に伴い,医療保険と同様に被保護者が持参したマイナンバーカードで受付時に閲覧の同意をしている場合,医療機関は薬剤情報,診療情報,処方・調剤情報及び健診情報※の閲覧が可能となります。
3.医療扶助のオンライン資格確認等導入に伴う業務の流れ及び留意事項について
導入医療機関等の受付担当者や医師向けに,業務の流れや留意事項等を整理している「病院・診療所向けオンライン資格確認等システム運用マニュアル」が医療機関等向け総合ポータルサイト(「手順書・マニュアル」の一覧)に掲載されていますので,ご確認の上,適宜ご対応をお願いします。
4.医療扶助のオンライン資格確認等導入後のオンライン資格確認等システムの設定変更について
医療扶助のオンライン資格確認等導入に係るシステム改修が完了した医療機関につきましては,オンライン資格確認等システムの「環境設定情報更新」画面で医療扶助関連項目の「医療扶助情報:利用する」を選択いただくことで医療扶助のオンライン資格確認をご利用いただけます。対応手順は,「オンライン資格確認等システム操作マニュアル(管理者編)」に掲載されていますので,ご確認の上,ご対応をお願いします。
当該対応を実施することで,厚生労働省が原則月次で更新する医療扶助のオンライン資格確認導入医療機関等のリストに反映されます。
【「医療機関等向け総合ポータルサイト」URL】
https://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=oqs_csm_top
※最新の情報や詳細は上記URL からご確認ください。