2024年8月1日号
府医代議員・予備代議員を変更する場合は,補欠選挙が必要となるため,総務課へ連絡するよう依頼した。併せて,地区選挙管理委員・予備選挙管理委員が交替する場合も同様に連絡を依頼した。
令和6年5月下旬から令和6年6月中旬にかけての社会・医療保険状況について,◆財務省の財政制度等審議会は5月21日,「骨太の方針2024」を視野に入れた「春の建議」を鈴木俊一財務相に提出。医師偏在は,自由開業医制の下で生じている根深い課題であると指摘し,経済的インセンティブと規制的手法の双方を活用して強力な政策を講じる必要があるとして,地域別診療報酬の導入を提案した。◆財政制度等審議会による「春の建議」を受け,松本日医会長は,診療所過剰地域の報酬単価引下げについては,「人件費や物価の高い都市部の単価を引下げるという典型的な机上の空論」と批判した。◆経済財政諮問会議で政府が示した「骨太の方針2024」の骨子案に対して,十倉雅和・経団連会長ら民間議員は,経済・財政・社会保障の持続可能性を確保するため,「歳出改革努力の継続」などを柱に,政策方針をまとめるべきだと提言し,来年度以降の予算も引続き歳出の「目安」に沿って編成すべきだと訴えた。◆自民党は6月5日の政調全体会議で,「骨太の方針2024」の骨子案について議論。厚生労働部会を代表して意見を述べた大串正樹部会長は,社会保障関係費の「歳出の目安」について,物価・賃金上昇への対応は別枠で措置すべきだと主張した。◆松本日医会長は,政府が示した「骨太の方針2024」原案に対し,「歳出の目安」への対応で,経済・物価動向への配慮を示す文言を,注釈ではなく本文に盛り込む方向で調整に入ったことについては,「半歩程度の前進は見られたが,まだまだ不十分」と述べた。◆厚生労働省の社会保障審議会医療部会は6月7日,かかりつけ医機能報告制度について議論し,医療機関に報告を求める機能を,対応できる「症状」とすべきか,「診療領域」にすべきか,意見が分かれた。―といった話題を中心に説明した。
7月に予定している府医学術講演会を紹介し,参加を呼びかけた。
9月23日(月・振休)に亀岡カントリークラブにて開催の府医懇親ゴルフ大会について,団体戦を再開することを連絡した。
今後,府医会員には京都医報にて広報すると説明し,各地区医には,参加者のとりまとめ等に協力を依頼した。