2024年6月1日号
1月15 日号および3月1日号本紙にて,マイナ保険証の利用促進に取組む医療機関等への支援や,利用促進に向けた協力依頼についてご案内したところです。
今般,本年5月から7月までを「マイナ保険証利用促進集中取組月間」と位置づけ,マイナ保険証の利用促進に総力を挙げて取組むとされたことを受け,「①医療DX 推進体制整備加算と一時金制度」,「②医療機関等の窓口におけるオンライン資格確認等システムによる照会の取扱い」,「③チェックリストへの自己点検」,「④マイナンバーカードの利用率が高い医療機関・薬局の取組事例などのご紹介」についての周知依頼がありましたので,お知らせします。
【各案内の概要】
① 医療DX 推進体制整備加算と一時金制度
本年6月より実施される診療報酬改定においては,マイナンバーカードや電子処方箋など医療DX を推進する体制の整備を評価する「医療DX 推進体制整備加算」(届出要)が導入されます。この算定には以下の要件を満たしていただく必要があります。
また,この「医療DX 推進体制整備加算」が創設されることを踏まえ,本年1月から実施しているマイナンバーカードの利用促進に対する支援金制度のうち,後期分(本年6月~ 11 月)を見直し,本年5月~7月のマイナンバーカードの利用実績に応じて,診療所には最大10 万円(病院には20 万円)が一時金として支給されることとなりました。詳細はhttps://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0011205をご確認ください。
利用実績と一時金支給額の対応表は下記です。
・診療所
・小規模施設(令和5年10月診療分のレセプト件数が150件以下の施設)
・病院
など多数掲載されていますので,ご活用ください。