アナペイン注2mg/mL 等の適正な使用と発注について(協力依頼)

 「アナペイン注2mg/mL,7.5mg/mL,10mg/mL(10管)」については,令和6年6月より,製造設備の不具合により供給が不安定となっており,医療機関等において必ずしも十分な量の製剤が入手できない状況が生じています。そのため,帝王切開や無痛分娩をはじめとした代替製剤の使用が困難な医療行為におけるアナペイン注の使用量を確保できるよう,これまでも適正な使用と発注についてあらためて厚労省から協力依頼がされてきたところです。
 令和6年11月12日にアナペイン注の後発医薬品が薬価基準に収載され,販売が開始された一方で,アナペイン注については,一部規格にて生産が再開されたものの,製造設備の不具合が生じる以前の生産量に完全には回復していない状況です。
 あらためて厚労省からアナペイン注および当該後発医薬品について,返品が生じないよう当面の必要量に見合う量のみの購入としていただき,代替製剤の使用が困難な医療行為における使用量を確保できるよう,引続き適正な使用に努めていただくよう協力依頼がありましたので,お知らせします。

2025年1月15日号TOP