第10回 地区庶務担当理事連絡協議会( 令和7年3月 26 日開催 )

△報告ならびに協議事項

1.最近の中央情勢について

 令和7年2月下旬から3月中旬にかけての社会・医療保険状況について◆松本日医会長は2月5日の定例会見で,今夏の「骨太の方針」取りまとめに向け,社会保障予算の伸びを高齢化の伸びの範囲内に抑制する目安対応の廃止など3点を国に求めた。「医療機関が疲弊している中で,単純に抑制を行えば,医療提供体制はいよいよ崩壊する」と危機感を表明。目安対応を続けることに「国民の命と健康をどう思っているのか。非常に憤りを感じている」と語気を強めた。◆日医と日本病院会など病院関係6団体は3月12日,2026年度診療報酬改定に向けた合同声明を発表した。6団体が公表した,24年度改定後の病院経営に関する緊急調査の結果を踏まえ,「高齢化の伸びの範囲内に抑制する」という社会保障予算の目安対応の廃止や,賃金・物価の上昇に応じて適切に対応する新たな仕組みの導入を訴えた。◆自民党,公明党,日本維新の会の各政調会長らは3月5日,今夏の「骨太の方針」を視野に,社会保障改革(社会保険料を下げる改革)の一定の方向性を5月中旬までにまとめることを確認した。―といった話題を中心に説明した。

2.府医主・共催学術講演会実施予定について

 令和7年4月に予定している府医学術講演会を紹介し,参加を呼びかけた。

3.府医ホームページのリニューアルについて

 令和7年4月1日から,府医はホームページをリニューアルすることを報告した。府民向け,医療機関向けのページに分かれ,スマートフォンやタブレットからも見やすいレイアウトに改善したことを説明。また,会員専用ページが設けられ,各種通知の閲覧が可能であることを案内し,最新情報やサービスを活用いただくよう依頼した。

2025年5月1日号TOP