委員会だより – がん登録事業委員会

  • 盛田 篤広(京都第二赤十字病院)
  • 松尾 宏一(京都市立病院)
  • 山下 直己(三菱京都病院)
  • 澤井  聡(京都医療センター)
  • 原田 大司(市立福知山市民病院)
  • 小濵 和貴(京都大学医学部附属病院)
  • 大塚 弘友(京都消化器医会)
  • 安川  覚(京都第二赤十字病院)
  • 間中  大(京都桂病院)
  • 三神 一哉(京都第一赤十字病院)
  • 新藏 信彦(医仁会武田総合病院)
  • 糸川 嘉樹(舞鶴医療センター)
  • 渡邉  功(京都府立医科大学附属病院)
  • 細川 千秋(京都産婦人科医会)

(敬称略,順不同,◎=委員長, ○=副委員長)

担当副会長 谷口 洋子 / 担当理事 廣嶋 芳城

京都府がん実態調査報告書 2021 年症例の作成について

 第1回がん登録事業委員会が9月12日(金)に開催された。
 冒頭,松井府医会長より挨拶があり,全国がん登録への移行期に対応しつつ,これまで登録されたがん情報が広く利活用されるよう,委員各位からの助言を求めるとともに,一昨年に発生した全国がん登録システム(GTS)の不具合の影響による業務の遅れを取り戻すため「京都府がん実態調査報告書」を今期2年間で3冊(3年分)作成することについて協力を依頼した。
 今期の委員会は14名の委員で構成され,委員長に新藏信彦氏(医仁会武田総合病院),副委員長に山下直己氏(三菱京都病院)と大塚弘友氏(京都消化器医会)が選出された。
 委員会では,今年度の届出状況,住所異動確認調査と遡り調査に関する報告,医療機関向け説明会の講義内容および周知方法や「京都府がん実態調査報告書2021年症例」の作成について協議した。
 全国がん登録が日本のがんの実態を漏れなく登録するためには,診療所で完結するがん治療の登録が重要であり,該当する未指定の診療所の把握・掘り起こしが必要であることから,今後も京都府と委員会が連携し,がん登録情報の精度向上と利活用に向けて議論を重ねていく。

2025年11月1日号TOP