特定健康診査委員会

  • 福州  修(右京)
  • 関沢 敏弘(下京西部)
  • 若林 正之(伏見)
  • 長村 𠮷朗 (東山)
  • 笠原 照久(西京)
  • 中山 晋哉(乙訓)
  • 八田佐知子(京都市西陣)
  • 滝本 見吾(山科)

(敬称略,順不同,◎=委員長, ○=副委員長)

担当副会長 谷口 洋子 / 担当理事 上田 三穂

第1回特定健康診査委員会開く特定健診の受診率向上を目指して意見交換

 9月12日(金),第1回特定健康診査委員会が開催された。
 冒頭,松井府医会長より委員への就任に対し謝意が示され,受診率の向上,受診機会の拡大,啓発などについて検討を求めた。
 続いて,各委員の自己紹介と,正副委員長選出が行われ,委員の互選により委員長には福州修氏(右京),副委員長には長村𠮷朗氏(東山)が就任した。
 委員会では,特定健診の実施状況として,コロナ禍で減少した受診者数は概ね回復したことが報告された。
 また,令和2年度より中断されている京都市の小学校における集団健診について,京都市の担当課より空調等環境面の整備状況を踏まえて引続き検討していきたいとの説明がなされ,委員からは一部の小学校でも試験的に再開してほしいとの要望が出された。委員会としては,次回以降も京都市と協議の上,市民の立場に立って,より受診しやすい環境作りを目指していく。
 その他,より有効な健診の実現に向け,検査項目「NT-proBNP」の追加について意見交換が行われ,導入にあたっては費用対効果などの課題があることが共有された。
 特定健診は,府民が健康状態を把握し,必要に応じて医療につながる入口となる重要な機会であり,健康づくりを進める上で欠かせないものとの考えに立ち,府民の健康増進に寄与できるよう協議を続けていく。

2025年11月1日号TOP