地区だより 中京西部医師会

理事  岩破 俊博

 皆様、はじめまして。2020年より二条駅近くで継承・開業(先代と共同運営)しております岩破 俊博(いわさく としひろ)と申します。もともとは循環器内科が専門ですが、先代が整形外科を専門としていたこともあり継承にあたり整形外科分野について指導を受けながら日々勉強・精進中の身です。職場も診療内容も大きく変わるといったまさに第2の人生スタートといった感じで大変ではありますが、新しいことを学ぶことは非常に楽しくもあり毎日元気にやっております。しばらく毎日が必死だった加減もあり医師会活動にはほとんど参加できておりませんでしたが、少し落ち着いてきた本年4月より中京西部医師会 庶務係を担当させていただいております。今回、京都医報「地区だより」への寄稿の機会をいただきましたので筆を執らせていただきました。
 と言いましても皆さんお察しのとおり地区医師会の新米であり、まだ右も左もよく分からず右往左往している状況です。一体何を書けばいいのか?が最大の難所かもしれません。ということで、中京西部医師会の簡単なご紹介および自分が感じた個人的感想について書いてみようと思います。

 現在中京西部医師会には、317名の先生方(うちA会員113名)が加入されておられます。診療所の他にも京都市立病院・洛和会丸太町病院・京都新町病院をはじめとする7病院の先生方にも御加入いただいており、相互間での病診連携も盛んです。今年度からは京都新町病院の森 一樹先生にも当医師会副会長として加わっていただいており、顔の見える形での連携強化がますます進んできています。長年地域に根差した診療にご尽力されてきた先生方も多くおられる地域でもあります。新米の私としましては当医師会について最初、少し厳かに感じ近寄りがたいなぁと思っていました。
 しかし実際に当医師会に参加していくとそのイメージは一変しました。最初こそ年代や専門性の違いもあり共通点が少ないがために少し人見知り的な感じはありますが、一度話をしてみると皆さん非常に気さくで親切に色々なことを教えてくださいます。医師会運営で押さえておくべき実務的な内容にはじまり今までの医師会の歩みや苦労話など。自分の知らないことばかりでいつも楽しく有意義な時間です。ただ晩の会合には少しだけ注意が必要です。お酒が好きな先生方も多くなかなかなハイペースでお酒を勧めていただくあたりです(笑)。ですが会の終わりには、「ちょっと行きませんか?」と2次会にも誘っていただいたりするなど温かく、さながら大学・研修医時代のような懐かしい感情すら覚えます。当医師会はそんな医師会です。最初私が抱いていたようなイメージをお持ちの先生(特に若い先生方)もおられるかもしれませんが、大いにウェルカムですので、何かの折にでも少しでいいので参加してみていただければと思います。昨今急激な変化と柔軟性のある対応が求められる流れが強まってきています。新たな先生方にも参加いただき、古き良き伝統は引き継ぎつつ新たなものも取り入れて先を見据えた持続可能な医師会になっていくように、自分も微力ながら頑張りたいと思います。皆様、これからもよろしくお願いします。

恒例 夏の納涼役員会
春のレクリエーション

京都市中京西部医師会
〒 604-8418
京都市中京区西ノ京東栂ノ尾町6
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TEL:075-354-6536 FAX:075-354-6538
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会 長:杉本 浩造
会員数:317 人(2025.8現在)

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