委員会だより – 京都市急病診療所運営委員会

  • 西村  陽(京都第一日赤)
  • 岡野 創造(京都市立病院)
  • 寺村 和久(内科医会)
  • 中野  宏(耳鼻科医会)
  • 吉岡  誇(府立医科大学・眼科)
  • 梅田 雄嗣(京都大学・小児科)
  • 十名 洋介(京都大学・耳鼻咽喉科)
  • 武田 敏也(私病協)
  • 森副 高行(京都市)
  • 加納  原(京都第二日赤)
  • 松尾  敏(小児科医会)
  • 辻  俊明(眼科医会)
  • 戸澤 雄紀(府立医科大学・小児科)
  • 永尾  光(府立医科大学・耳鼻咽喉科)
  • 石原 健司(京都大学・眼科)
  • 尾池 文隆(府病協)
  • 渡邊 大記(京都府薬剤師会)

(敬称略,順不同,◎=委員長, ○=副委員長)

担当副会長 谷口 洋子 / 担当理事 成宮 博理

初期救急医療の充実を目指して

 今期の第1回京都市急病診療所運営委員会を令和7年8月22日(金),府医会館にて開催した。
 冒頭,挨拶に立った松井府医会長は,平成23年に府医が開設者となって以降,新型コロナウイルス感染症が大流行した令和2年度から4年度までの期間を除き,年間3万人から4万人もの受診者を受入れてきた点に触れ,「これは,委員の皆様をはじめとした各医会や大学,病院の先生方のご協力と,年間約500人の後送患者を受入れていただく後送病院のご理解によって成し遂げられてきたものであり,心から敬意を表するとともに感謝申し上げる」と謝辞を述べた。また,急病診療所は,狭い診療スペースや出務医師の確保等の課題があるとしつつも,「初期救急医療機関としての役割を十分果たせるよう,引続き,委員の皆様のお力をお借りしたい」と協力を求めた。
 委員会では,委員長に西村陽先生(京都第一赤十字病院),副委員長に寺村和久先生(京都内科医会)を選任した。
 今期の運営委員会も4回の開催を予定しており,受診者数や疾病の傾向など,急病診療所の業務状況を細かく把握し,円滑な運営を図ることで,最適な初期救急医療が行えるよう検討を行う。

2025年10月15日号TOP