2025年10月15日号
(敬称略,順不同,◎=委員長, ○=副委員長)
担当副会長 谷口 洋子 / 担当理事 武田 貞子
第1回乳がん検診委員会が,9月10日(水)に開催された。
冒頭,挨拶に立った谷口府医副会長は,京都府における乳がん検診の精度向上と受診率アップへの取組み,実施体制の推進などについて委員会の協力に対し謝辞を述べた。また,京都市個別検診と京都府内16市町村との契約による管外受診制度を展開していることを説明した上で,府民・市民へのさらなる啓発活動に努めるとの意気込みを述べ,委員各位に今後も引続き協力をお願いした。
今期の委員会は14名で構成され,委員長には佐久山陽氏(中京西部),副委員長には蔭山典男氏(宇治久世),田中宏樹氏(亀岡市),大江信哉氏(外科医会)がそれぞれ選任された。
委員会では令和6年度・令和7年度(8月まで)の乳がん検診実施状況の報告がされ,精度管理,受診率向上のための活発な意見交換が行われた。また,令和7年11月開催の乳がん検診症例検討会は「京都府医師会乳がん検診委員会講演会および症例検討会」と変更し,「他科や若手の医師にも興味を持って参加していただける検討会」とすることが承認された。
本委員会は年4回の開催とし,うち年1回は地区乳がん検診担当理事連絡協議会と合同開催し,各地区の実態を把握しつつ,意見交換を行う予定である。