勤務医通信

新型コロナと海水魚

宇治武田病院
岡山 徳成

 皆さま初めまして,宇治武田病院の岡山と申します。宇治武田病院は2002年にユニチカ中央病院から継承の上開設され今年で25年目になります。2024年4月より副院長を拝命させていただいており地域医療に貢献していきたいと考えております。また昨年8月より勤務医部会幹事会に参加させていただいており微力ではありますがどうぞよろしくお願い申し上げます。
 当院は JR 宇治駅北側の宇治川のほとりに位置しております。JRを挟んで反対側には世界遺産の平等院鳳凰堂や宇治上神社などの観光地があるため駅周辺は毎日観光客で賑わっており,日々観光客と宇治川に大量発生するトビケラの中をかき分けて通勤しています。
 この度勤務医通信への寄稿の依頼を受けまして,数年前より始めました海水魚の飼育について書かせていただきたいと思います。海水魚の飼育と言いましても本格的な飼育ではなく初心者が週末に気軽に楽しんでいる程度ですのでお許しください。
 私が海水魚の飼育を始めたのは,新型コロナウイルス感染症が猛威を奮い多くの人が外出を控えていた2021年ごろになります。私自身も以前よりも自宅で過ごす時間が増える中で外出せずに自宅でできる息抜きはないかと考え海水魚の飼育を始めることにしました。
 水槽は自宅のサイズに合わせて45cm規格といわれる35Lの小さな水槽です。海水魚の飼育方法などはインターネットで調べ,水槽や底に敷く珊瑚砂,ライブロック(バクテリアなどが付着した岩で水質浄化の役割を持つ濾過剤)や飼育する海水魚に至るまで必要なものはすべてインターネットで購入し準備はすべてインターネットで完結しました。いつものことながら配送業者の方には感謝しかありません。
 飼育を始めた頃はカクレクマノミをはじめ,あれもこれもと欲張って小さな水槽に色々な海水魚をたくさん投入し過ぎてしまい案の定すべてすぐに亡くなってしまいました。海水魚の糞や餌の残りカス,枯れた苔などの汚れが硝酸塩として海水に蓄積し水質悪化を招き海水魚の病気につながります。小さな水槽ではこまめに海水の交換を行うことが必要で思いの外手間がかかります。海水10Lあたり小さな海水魚1匹程度が適切な飼育数ということで,それ以来カクレクマノミ2匹とヤドカリ1匹をこまめに海水のメンテナンスをしながら大切に育てています。
 今自宅で飼育しているカクレクマノミは3年以上元気に水槽内を泳ぎ回っていますが,3cmほどの大きさで飼育を始めて今では6cmほどに大きく成長しています。水流ポンプを止めて水槽の縁を指でコツコツと叩くと水面近くに上がってきます。私は懐いていると思いたいのですが,餌をほしがっているだけのような気もします。そんなこともあり愛着もありますので,できることならもう少し大きな水槽に交換してイソギンチャクなども飼いたいと最近思い始めています。
 コロナ禍をきっかけに始めた海水魚の飼育ですが,今では週末に水槽のメンテナンスをしたり海水魚の世話をしながら愛嬌のある姿に癒されストレス解消の趣味となっています。
 勤務医通信のテーマは自由とのことでしたので,趣味についてとりとめもなく書かせていただき大変失礼いたしました。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

Information
病 院 名  宇治武田病院
住   所  宇治市宇治里尻 36-26
電話番号 0774-25-2500(代表)
ホームページ https://www.takedahp.or.jp/uji/

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