2023年1月15日号
令和4年12月8日付け厚生労働省告示第352号及び第353号をもって薬価基準及び掲示事項等告示の一部が改正され,同年12月9日から適用されるとともに,関連する留意事項等が示されましたので,その概要をお知らせします。
記
▷新たに収載されたもの(令和4年12月9日から適用)
< 内 用 薬 >
< 注 射 薬 >
< 外 用 薬 >
▷薬価基準の一部改正に伴う留意事項について
(1)トルバプタンOD 錠15mg「オーツカ」,同OD 錠7.5mg「KMP」,同OD 錠15mg「KMP」,同OD 錠7.5mg「サワイ」,同OD 錠15mg「サワイ」,同顆粒1%「サワイ」,同OD 錠15mg「DSEP」,同OD 錠7.5mg「トーワ」,同OD 錠15mg「トーワ」,同OD 錠15mg「TE」及び同OD 錠15mg「ニプロ」
本製剤の警告において,「本剤投与により,急激な水利尿から脱水症状や高ナトリウム血症を来し,意識障害に至った症例が報告されており,また,急激な血清ナトリウム濃度の上昇による浸透圧性脱髄症候群を来すおそれがあることから,入院下で投与を開始又は再開すること。また,特に投与開始日又は再開日には血清ナトリウム濃度を頻回に測定すること。」と記載されているので,使用に当たっては十分留意すること。
(2)エソメプラゾールカプセル10mg「杏林」,同カプセル20mg「杏林」,同カプセル10mg「サワイ」,同カプセル20mg「サワイ」,同カプセル10mg「DSEP」,同カプセル20mg「DSEP」,同カプセル10mg「トーワ」,同カプセル20mg「トーワ」,同カプセル10mg「日新」,同カプセル20mg「日新」,同カプセル10mg「ニプロ」,同カプセル20mg「ニプロ」,同カプセル10mg「ケミファ」,同カプセル20mg「ケミファ」,同カプセル10mg「YD」及び同カプセル20mg「YD」
本製剤は,使用期間が,胃潰瘍,吻合部潰瘍,逆流性食道炎(再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法を除く。)においては,通常8週間まで,十二指腸潰瘍においては,通常6週間まで,非びらん性胃食道逆流症においては,通常4週間までと限定されていることから,使用に当たっては十分留意すること。
(3)エスシタロプラム錠10mg「サワイ」,同錠20mg「サワイ」,同OD 錠10mg「サワイ」,同OD 錠20mg「サワイ」,同OD 錠10mg「DSEP」,同OD 錠20mg「DSEP」,同錠10mg「タカタ」,同錠20mg「タカタ」,同錠10mg「トーワ」,同錠20mg「トーワ」,同OD 錠10mg「トーワ」,同OD 錠20mg「トーワ」,同錠10mg「日医工」,同錠20mg「日医工」,同錠10mg「ニプロ」,同錠20mg「ニプロ」,同錠10mg「JG」,同錠20mg「JG」,同錠10mg「VTRS」,同錠20mg「VTRS」,同錠10mg「明治」及び同錠20mg「明治」
本製剤の用法及び用量に関連する注意において,「肝機能障害患者,高齢者,遺伝的にCYP2C19 の活性が欠損していることが判明している患者(Poor Metabolizer)では,本剤の血中濃度が上昇し,QT 延長等の副作用が発現しやすいおそれがあるため,10mg を上限とすることが望ましい。また,投与に際しては患者の状態を注意深く観察し,慎重に投与すること。」と記載されているので,使用に当たっては十分留意すること。
(4)ダプトマイシン静注用350mg「サワイ」
本製剤の効能又は効果に関連する注意に「本剤は肺炎に使用しないこと。本剤は肺サーファクタントに結合し,不活性化される。」と記載されているので,使用に当たっては十分留意すること。
▷診療報酬における加算等の算定対象となる後発医薬品から除外する品目(加算等の算定対象とならない後発医薬品)(令和4年12 月9日から適用)
< 内 用 薬 >
▷診療報酬における加算等の算定対象となる「後発医薬品のある先発医薬品」(令和4年12月9日から適用)
< 内 用 薬 >
< 注 射 薬 >
▷診療報酬における加算等の算定対象となる「後発医薬品のある先発医薬品」(令和5年1月1日から適用)
< 内 用 薬 >
< 注 射 薬 >
< 外 用 薬 >
▷経過措置品目となったもの(令和5年3月31 日まで)
< 内 用 薬 >
< 注 射 薬 >