2023年1月15日号
令和4年4月診療報酬改定に関する「Q&A」(その12)
◇厚生労働省疑義解釈資料(その34/令和4年12月9日付)
(補足)
三和化学研究所の「テーストディスク」については,「味覚定量検査(濾紙ディスク法)」に使用される唯一の承認品となっていましたが,本品が供給停止となることを踏まえ,時限的,特例的な対応として,日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の示す調整法に基づき調整した味質液を用いた場合においても診療報酬上の算定が可能となる取扱いとなりました。
また,労災保険制度における味覚脱失等の障害認定に際して行う検査方法である濾紙ディスク法における最高濃度液による検査には,薬事承認済みの味覚検査用試薬を用いた場合に加えて,日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の示す調製法に基づき調製した味質液を用いた場合も含まれます。