2023年8月1日号
診療報酬改定は,中医協において改定結果を調査・検証した上で,次回改定で修正していくという流れが確立しており,令和4年度診療報酬改定施行後も答申書附帯意見に基づき,それぞれの検討の場(診療報酬改定結果検証部会,入院・外来医療等の調査・評価分科会等)において,改定の影響の検証とともに,次期診療報酬改定に向けた調査および必要な検討に入ることとされています。 今般,令和5年度に実施する調査につきまして,調査票発送スケジュールと厚生労働省からの委託業者等が判明いたしましたので,下記のとおりお知らせいたします。 調査対象施設に対しては,委託業者より直接調査票が送付されていますが,本調査は強制されるものではございませんので,各医療機関のご判断でご協力ください。 なお,これらの調査結果は,中医協における次回診療報酬改定の検討の際,医療現場の実態を把握するための重要なデータとなります点にご理解いただき,ご対応ください。
1.診療報酬改定結果検証部会が実施する調査「令和4年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和5年度調査)」(抜粋)(1)リフィル処方箋の実施状況調査(2)後発医薬品の使用促進策の影響及び実施状況調査(3)オンライン資格確認システムに係る診療報酬上の対応の実施状況調査
(調査委託業者)委託業者:PwC コンサルティング合同会社
2.入院・外来医療等の調査・評価分科会が実施する調査「入院・外来医療等における実態調査」
(調査委託業者)委託業者:株式会社健康保険医療情報総合研究所