2020年6月15日号
厚生労働省は,令和2年度が第7次医療計画の見直しと第8期介護保険事業(支援)計画の作成が同時に検討される年度であるため,病床機能の分化および連携の推進による効率的で質の高い医療提供体制の構築ならびに在宅医療・介護の充実等,地域包括ケアシステムの構築が一体的に行われるよう,これらの計画における整合性の確保が重要であるとして,都道府県に対し,医療療養病床を有する医療機関および介護療養型医療施設を対象に介護保険施設等への転換に関する検討状況を把握するための調査を依頼しています。
今後,都道府県から対象の医療機関等に調査依頼が行われる予定ですが,本調査は第8期計画期の介護保険サービス量を見込む上で重要な調査となりますので,対象の医療機関等におかれましてはご協力をお願いいたします。
ア 2020 年4月1日時点での次の入院基本料を算定している病床を有する医療機関
・療養病棟入院基本料 療養病棟入院料1・2
・療養病棟入院基本料(経過措置療養病棟入院基本料注11 に規定される点数)
・療養病棟入院基本料 特別入院基本料
・有床診療所療養病床入院基本料
イ 2020 年4月1日時点で介護療養型医療施設の指定を受けている施設