委員会だより – 京都市急病診療所運営委員会

◎西村  陽(京都第一日赤)
 岡野 創造(京都市立病院)
○稲掛 英男(内科医会)
 中野  宏(耳鼻科医会)
 出口 英人(府立医科大学・眼科)
 梅田 雄嗣(京都大学・小児科)
 山崎 博司(京都大学・耳鼻咽喉科)
 武田 敏也(私病協)
 森副 高行(京都市)

 加納  原(京都第二日赤)
 松尾  敏(小児科医会)
 辻󠄀  俊明(眼科医会)
 土屋 邦彦(府立医科大学・小児科)
 永尾  光(府立医科大学・耳鼻咽喉科)
 亀田 隆範(京都大学・眼科)
 水野 敏樹(府病協)
 渡邊 大記(京都府薬剤師会)

(敬称略,順不同,◎=委員長,○=副委員長)
管理者 濱島 高志 / 担当副会長 谷口 洋子 / 担当理事 市田 哲郎

初期救急医療の充実を目指して

 京都市急病診療所運営委員会は,急病診療所の業務状況を把握し,円滑な運営を図ることを目的に年4回開催されている。
 今期の第1回は令和5年8月25日(金)府医会館にて開催された。
 冒頭,挨拶に立った谷口府医副会長は,「平成23年に府医が開設者となって以降,新型コロナウイルス感染症が拡大するまでは,年間3万5千人から4万人もの受診者を受入れてきた。これは各医会や大学,病院の先生方のご協力と,年間約500人の後送患者を受入れていただく後送病院のご理解によって成し遂げられてきた。委員の皆様は,コロナ禍の中,医療の最前線で昼夜を問わず,ご尽力いただいたことに敬意を表するとともに心から感謝申し上げる。急病診療所は,狭い診療スペースや出務医師の確保等の課題があるが,初期救急医療機関としての役割を十分果たせるよう,引続き委員の皆様のお力をお借りしたい」と協力を求めた。
 また,委員長には京都第一日赤の西村陽先生,副委員長には内科医会の稲掛英男先生を選出した。
 今期の運営委員会においても,受診者数や疾病の傾向を細かく把握し,最適な初期救急医療が行えるよう検討を行う。

2023年12月1日号TOP