2023年12月1日号
令和5年10月8日,9日にハウステンボスに近い長崎県佐世保市で第50回医師ボウリング大会が開催されました。COVID-19感染症は感染症法の5類に変更されたため,特別な規制はなく8日の夜に楽しい懇親会も行われました。
コロナ禍で全国大会が3年も中止され久しぶりの大会でした。京都からは,藤村和正先生,藤原正隆先生,藤原祥子先生,小濱和貴先生と小生でした。成績の結果は,4人チーム戦で4位に入り込むことができました。お蔭様で小生以外の先生方が好成績だからでした(写真)。ダブルス戦,個人戦もあるのですが,入賞する選手(医師もしくは配偶者)のアベレージは200を超えるスコアが当然の猛者ばかりで京都府の私どもは残念ながら入賞することはできませんでした。
記念すべき第50回大会だったのですが,第1回は何と地元京都で開催されており当時は多数の先生方が参加されていました。しかも輝かしい戦歴(半世紀に及ぶ記録集が昨年完成しています)が残されています。ところが,現在のメンバーはわずか6名であり今後高齢化とともに減少していくことを憂慮しています。
かつての活動拠点であった北区鷹峯のしょうざんボウルは,建物が耐震の建て替えの時期に閉鎖されました。それ以後は上賀茂MKボウルで週1回の練習会と月1回の月例会を継続しています。
小生がこのボウリングクラブに入会するきっかけは,第40回全日本大会において藤原正隆先生が個人優勝されたことを報告された京都医報の文面を読んだことでした。それまでは,失礼ながら医師のするボウリングのレベルはせいぜいアベレージが良くても180程度と思っていました。ところが,全国大会でパーフェクトを打つ(ボウリングではハイスコアを出すことを「打つ」と表現します)先生やプロ顔負けの3ゲームで800以上も打つ(267平均)先生が出場している現実を知り,ハイレベルのスポーツという感覚で仲間入りしました。初心者では良くても150程度しか打てないのですが,200以上を打って当然というような雰囲気でゲームがされており,初めて参加させていただいた時はその洗礼を受けて驚愕したものです。ただ,ストライクを打った時の爽快感は何事にも変えられません。
小生の所属する西陣医師会では,名取先生ご夫妻がされていたことも加入する動機になりました。婦人のトシ子様は,リハビリを兼ねて始められたと伺っています。ご一緒した時は,華麗なフォーム(投げ終わった後の背筋から右手の指先までがピーンと伸びた姿勢)に圧倒されました。特に女性の方は骨粗鬆症の予防のためにも「爽快なレジスタンストレーニング」と捉えて楽しいゲームをしていただくとよいと考えます。
令和6年3月31日には上賀茂MKボウルで医師会の先生方やスタッフも出場できる親睦の大会を企画しています。スコアは全く気にせず気軽にご参加いただきますようお願い申し上げます。
(追伸)賞品も用意しております。
京都医師ボウリングクラブ
代表 中 康匡