2023年12月15日号
(敬称略,順不同,◎=委員長,○=副委員長)
オブザーバー 梶木 繁之(産業保健コンサルティングアルク)
担当副会長 谷口 洋子 / 担当理事 森口 次郎・三木 秀樹・西村 幸秀
11月1日(水)第1回産業保健委員会が開催された。今期の委員会では,諮問事項「女性の健康課題〜産業保健活動における課題の整理と改善に向けた方策について〜」の議論を行うため,嘱託産業医,専属産業医,企業に所属する保健師など,計5名の委員を委嘱した。
冒頭,谷口副会長挨拶の後,委員長には古木勝也氏(福知山),副委員長には辰巳仁子氏(中京西部)が選出された。
続いて,古木委員長進行の下,各委員の専門的見地より女性の健康課題について意見交換が行われた。委員からは,働きざかりの女性の生理痛や出産の問題,また閉経後に高まる転倒や認知症などのリスクも含め,女性の健康課題には幅広い問題があり,整理する必要があるとの意見や,企業ではノー残業デーや短時間労働の導入など,パフォーマンスの向上を重視した施策が多く見られる中,パフォーマンスを評価・分析するための指標等について意見が交わされた。
次回以降も引続き,外部の産婦人科専門医の好事例や先進的取組みを行っている大手企業などにパフォーマンスの指標について講演をお願いするなど,企画を検討するとともに,本委員会で4,5回ディスカッションを実施して,第6回委員会で答申をまとめる。