保険だより – 新型コロナウイルスの感染拡大に際して電話等を用いた診療に係る実施状況の報告について

 「新型コロナウイルスの感染拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取扱いについて」(4月10 日付事務連絡)において,電話等を用いた診療を実施する医療機関の一覧を厚労省等のホームページを通じて国民・患者に公表するとともに,同事務連絡による医療機関の対応の実用性と実効性の確保および医療安全等の観点から,原則として3か月ごとに改善のための検証を行うこととしており,その基礎資料として,初診から電話や情報通信機器を用いた診療等を実施した医療機関については毎月の実施状況を報告することが求められています(京都医報5月1日号保険だより参照)。

 今般,実施状況の報告に関する調査要領に変更があり,【別紙2-2】医療機関における電話や情報通信機器を用いた診療等の実施状況調査票「初診からの電話等による診療等の実施について」の欄には,該当するものに「〇」を付けることとされていましたが,今後は,電話による診療の場合は「1」,視覚の情報を含む情報通信手段による診療の場合は「2」と記載し,診療形態を区別することとされましたのでお知らせします。

◆初診から電話や情報通信機器を用いた診療等を行った際の実施状況報告について
 4月10 日付事務連絡に基づいて初診から電話や情報通信機器を用いた診療や受診勧奨を行った際,【別紙2-2】実施状況調査票の様式により,実施した対応ごとに必要事項を記載し,毎月末までの対応について一覧を作成の上,毎月第2週の水曜日までに前月分を京都府健康福祉部医療課へメールにて提出する。
(1)提出先メールアドレス:iryochosa@pref.kyoto.lg.jp(京都府健康福祉部医療課)
(2)提出時の注意
・提出ファイル名に,医療機関名【〇〇病院(診療所)〇月末】をご記入ください。
・メール本文に担当者の所属,氏名,連絡先をご記入ください。

2020年7月15日号TOP