2024年6月1日号
「地区医師会長への連絡依頼事項」について各地区に協力を依頼した。
令和6年3月下旬から令和6年4月中旬にかけての社会・医療保険状況について,◆日医は3月31日に開催した臨時代議員会で,2024年度診療報酬改定による生活習慣病対応の見直しや,「ベースアップ評価料」の新設について説明し,執行部は今後の医療政策に向け,「医政活動」の重要性を訴えた。◆城守日医常任理事は日医代議員会の答弁で,かかりつけ医機能,地域医療構想,地域包括ケアシステムを三位一体の取組みとして捉え,超高齢社会の医療・介護モデルであると同時に,少子化が深刻化した社会のモデルとなるよう,関係団体と連携して進めるとした。◆財務省は4月16日の財政制度等審議会・財政制度分科会で,2030年ごろには医師が供給過剰になるとの見通しを示し,医学部定員を速やかに適正化すべきだと提言。医師の地域間,診療科間の偏在も課題であるとして,是正に向けて強力な対策を講じる必要があるとした。◆2025年度以降の政府予算編成にあたって,財務省が社会保障関係費の「歳出の目安」を継続すべきだと主張したことを受け,日医の松本吉郎会長は,「社会保障費の伸びを高齢化の伸びの範囲内に抑える対応は,デフレ下の遺物」だと反論。インフレ下では,「高齢化の伸びというシーリングに制約されるべきではない」と述べ,従来の歳出の目安を継続することは「人件費に上限を設けるようなもの」だと主張し,「政府が重要政策に位置付ける賃上げを阻む,といっても過言ではない」と話した。―といった話題を中心に説明した。
4月に予定している府医学術講演会を紹介し,参加を呼びかけた。
9月23日(月・振休)に亀岡カントリークラブにて府医懇親ゴルフ大会を開催することを案内した。
また,これまでは春と秋にそれぞれ懇親ゴルフ大会を開催し,春の大会については瑞穂ゴルフ倶楽部にて開催していたが,参加者が減少傾向にあることや,京都縦貫道の整備が進み,アクセスが改善されたこと等を踏まえ,今後,秋の大会のみ年1回開催することを連絡した。
今後,団体戦の再開も含めて,今年度の開催内容を検討し,詳細が決まり次第,広報すると説明。併せて,各地区医に対して,参加者のとりまとめ等にご協力を依頼した。