新型コロナウイルスの感染拡大にともなうWEB研修会等の日本医師会生涯教育制度における取り扱いについて

 新型コロナウイルスの感染拡大にともない,インターネット回線を用い,受講者が各々の端末(PC,タブレットなど)を用いて講習会等に参加する形式(これに類するものを含む。以下,「Web講習会」)での講習会においても,受講者の参加が確認でき,リアルタイムで開催する場合に限り,単位・CCの付与が可能となっております。概要・要件等のQ&Aを以下のとおりお示しいたします。

Q1 Web講習会において,受講者の参加確認には,どのような方法があるか。IDおよびパスワードで照合するなどの方法のほかにどのような方法があるか。

A1 事前申込リストと講習会のログを照合する方法や画面に映る顔や音声で照合する等,多岐にわたり考えられる。参加したか否かを確認するにあたり,その方法が合理的なものであるかご判断いただく必要がある。

Q2 講習会を録画し,WEBサイト等でオンデマンド配信することでも単位・CCを付与できるのか。

A2 録画した映像をWebに掲載して視聴する場合(オンデマンド視聴)は,従来どおり,日医生涯教育制度の対象とはしない。あくまでも,新型コロナウイルス感染拡大の影響にともなう臨時的な措置として,講習会等(LIVE)をインターネット回線を使用したシステムに置き換えたものであるため。

Q3 本取り扱いの期間を教えていただきたい。

A3 令和3年3月31日までの時限措置となる。

Q4 Web講習会開催の際に留意することはあるか。

A4 Web講習会開催にあたっては,主催者の責任により,受講者の不利益にならないよう,回線の状況等について十分な準備が必要となる。

Q5 申込リストと研修会のログを照らし合わせて受講を確認する場合,同一のPC等(通信端末)で複数名の参加は認められるか。

A5 府医の方針としては,正確な受講者管理の観点から,一人一台のPC 等(通信端末)で参加いただく必要があると考えている。

2020年9月15日号TOP