フェトロージャ点滴静注用1gの適正使用に関するアンケート調査ついて

 感染症法において五類感染症に位置付けられているCRE感染症(カルバペネム耐性腸内細菌目細菌)については,治療手段が限定されており,有効性が期待される2023年12月に新たに製造販売の承認がされたフェトロージャ点滴静注用1gは,有効性を保つために,厳格な抗菌薬適正使用を実施することが必要となっています。
 本剤については,令和6年度の抗菌薬確保支援事業において支援対象として採択されており,CRE感染症の治療の目的で本剤を使用した全症例を対象に,その適正使用がなされているかの確認をするための「カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)感染症の治療薬(フェトロージャ点滴静注用1g)の適正使用に関するアンケート調査」を実施することとしているため,ご協力をお願いします。
 本調査の概要は下記のとおりです。

  1. 目的
    令和6年度の抗菌薬確保支援事業において支援対象として採択された,セフィデロコルトシル酸塩硫酸塩水和物(塩野義製薬株式会社販売名:フェトロージャ点滴静注用1g。以下「本剤」という。)の適正使用の状況を調査する。
  2. 調査対象者
    CRE感染症の治療の目的で本剤を使用した症例を担当した主治医
  3. 調査方法
    • 調査対象者の所属する医療機関に塩野義製薬株式会社(以下「事業者」という。)の担当者から「「カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)感染症の治療薬(フェトロージャ点滴静注用1g)の適正使用に関するアンケート調査」について(協力依頼)」を配付。
    • 医療機関は,協力依頼に記載の二次元バーコードよりアクセスし,Webアンケートに回答。(アンケート調査フォームのアクセス方法や詳細な回答要領については,協力依頼に記載しているので,あわせてご確認いただきたい。)

    • Webアンケートでの回答が困難な場合は,紙面での回答も可能。
    • 調査により得られた医療機関情報や当該症例の個別の情報が,一般に公開されることはありません。
    • 事業者がアンケートの回答状況を把握する必要がある場合,抗菌薬確保支援事業の採択年度に限り,回答者の同意のもとアンケート回答日,医療機関名,回答者氏名および投与開始年月日を事業者に提供しますが,調査目的以外には使用しません。

2024年10月15日号TOP