顔認証付きカードリーダーの画面変更および訪問診療等におけるマイナ資格確認アプリの利用開始について

 オンライン資格確認に関して,10月7日より顔認証付きカードリーダーの画面変更が行われ,過去の医療情報等の提供に係る同意を一括で行うことができる画面が新たに追加され,一括での同意を選択した場合には,後続の手術,診療・お薬,健診の情報提供に係る個別同意画面が省略されました。さらに,高額療養費の「限度額情報の提供確認画面」を表示しない(提供に係る同意を不要として省略する)仕様に変更されました。
 また,訪問診療等における本人確認の方法として,従来の暗証番号の入力に加え,マイナンバーカードの顔写真と利用者の顔が同一であるかを医療関係者等が目視により確認する方法も選択して資格確認を実施できるマイナ資格確認アプリが配信されました。マイナ資格確認アプリの利用方法については,医療機関等向け総合ポータルサイトに掲載中の「医療機関等向けマイナ資格確認アプリのセットアップと使い方」「オンライン資格確認等システム運用マニュアル」「操作マニュアル(管理者編)」「オンライン資格確認クイックガイド」の資料をご確認ください。

■顔認証付きカードリーダーの画面変更について

  • 過去の医療情報等の提供に係る同意を一括で行うことができる画面の追加
  • 高額療養費の「限度額情報の提供確認画面」が非表示となり同意不要に変更

■訪問診療等におけるマイナ資格確認アプリの利用開始について

  • 訪問診療等を行う場合の資格確認について,現行の居宅同意取得型の Web サービス(マイナ在宅受付Web)に加えて,アプリ(マイナ資格確認アプリ)が利用可能となりました。
  • アプリ(マイナ資格確認アプリ)では,本人確認の方法として,従来の暗証番号の入力に加え,マイナンバーカードの顔写真と利用者の顔を医療関係者が目視確認する方法も選択できます。
  • 居宅同意取得型で利用しているスマホ等に本アプリを設定することで,利用することが可能です。

2024年11月1日号TOP