2020年10月1日号
◇厚生労働省疑義解釈資料(令和2年度診療報酬改定その31・32/9月2日・8日付)
【SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)核酸検出】
問1 令和2年3月6日付けで保険適用されたSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)核酸検出を実施する際に用いるものとして,「国立感染症研究所が作成した「病原体検出マニュアル2019-nCoV」に記載されたもの若しくはそれに準じたもの」とあるが,「新型コロナウイルスに関する行政検査の遺伝子検査方法について」(令和2年3月18日厚生労働省健康局結核感染症課事務連絡)において,行政検査等に用いる遺伝子検査方法として示されている,国立感染症研究所のホームページに掲載された「臨床検体を用いた評価結果が取得された2019-nCoV遺伝子検査方法について」(厚生労働省健康局結核感染症課・国立感染症研究所)に記載された「PowerChek2019-nCoV Real-time PCR Kit」(KogeneBiotech 社)はこれに該当するか。
(答) 該当する。
問2 令和2年3月6日付けで保険適用されたSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)核酸検出を実施する際に用いるものとして,「体外診断用医薬品のうち,使用目的又は効果として,SARS-CoV-2の検出(COVID-19の診断又は診断の補助)を目的として薬事承認又は認証を得ているもの」とあるが,令和2年9月8日付けで薬事承認された「Ampdirect2019-nCoV検出キット」(株式会社島津製作所)及び「アイデンシーパックSARSCoV-2」(株式会社アークレイファクトリー)はいつから保険適用となるのか。
(答) 令和2年9月8日より保険適用となる。