産後うつ予防や新生児等への虐待未然防止を図るため,産後2週間,1箇月など産後間もない時期の産婦に対する産婦健康診査(以下,「産婦健診」という)について,令和7年度も,府内全市町村で産婦健康診査助成事業を実施いたします。
- 産婦健康診査助成事業
- 対象者 府内市町村から受診券の交付を受けた産婦(流産・死産の場合も対象に含む)
- 助成対象となる健診内容
《時期・回数》出産後,おおむね2週間,1箇月頃の2回以内
《健 診 項 目》問診,診察,体重・血圧測定,尿検査(蛋白・糖),エジンバラ産後うつ質問票(EPDS)
- 費用助成額 1回あたり 5,000 円
- 医療機関における対応の流れ
- 産婦健診受診券を受付
受診券(裏)のこころの健康状態チェック(エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS))の記載を確認
- 産婦健診の実施
以下の基準に基づき,支援の必要性を判断
- 今回の妊娠出産で流産・死産を経験した産婦である場合
-
チェックシート(EPDS)の合計点数が9点以上
チェックシート(EPDS)の質問 10「自分自身を傷つけるという考えが浮かんできた」
が1点以上(医師等が要支援と判断した場合のみ)
- その他,医師等が要支援と判断した場合
- 市町村への報告・委託料の請求
- 要支援と判断した産婦について,居住地の市町村に速やかに情報提供ください。
- 委託料は,翌月 10 日までに,産婦健診費請求書に受診券を添えて市町村に請求ください。
産婦健診受診券の標準的な取り扱い
※送付先は次頁を参照ください。
- 健診において,支援が必要と判断された場合は,市町村において育児サポート体制を強化するため,各市町村の母子保健担当課に速やかに情報提供をお願いします。
- 受診券の交付前に流産・死産等を経験された方も「妊婦支援給付金」の支給を受けることができます。対象者の健康管理とともに,事業の周知や診断書の発行に御協力をお願いいたします。詳しくは,「「妊婦支援給付金」における対象者への診断書の発行について」を御確認ください。
- 産婦健康診査助成事業に係る市町村の連絡先・請求書送付先一覧