委員会だより – 医療安全対策委員会

 武田 敏宏(京都内科医会)
◎山口 明浩(京都外科医会)
 兵 佐和子(京都府耳鼻咽喉科専門医会)
 赤澤 祐貴(京都精神科医会)
 山下  琢(京都整形外科医会)
○鹿野  勉(京都透析医会)
 住田 鋼一(京都腎臓医会)
 南田喜久美(京都府看護協会)

 横村 一郎(京都胸部医会)
 渡邉 浩彦(京都産婦人科医会)
 清水平ちひろ(京都皮膚科医会)
 津田 詠子(京都麻酔科医会)
 西井 洋一(京都形成外科医会)
 中野 博美(京都脳神経外科医会)
 大辻 英吾(府病協)
 中林  保(京都府薬剤師会)

○岡野 創造(京都小児科医会)
 水野 秀信(京都府眼科医会)
 大嶺 卓司(京都泌尿器科医会)
 余みんてつ(京都消化器医会)
 千丸 貴史(京都糖尿病医会)
 黒澤 好文(京都循環器医会)
 冨士原正人(私病協)
 廣石阿津沙(弁護士)

(敬称略,順不同,◎=委員長,○=副委員長)

担当副会長 上田 朋宏 / 担当理事 松村 由美

「府民とともに築く安全・信頼の医療~対話と協働による医療安全文化の推進~」

 令和7年9月16日(火),府医会館において第1回医療安全対策委員会が開催された。
 本委員会は各専門医会,病院団体,府看護協会,府薬剤師会から選出された医療者のほか,有識者として弁護士を迎えた計24名で構成されている。またオブザーバーとして京都府・京都市が参加している。
 冒頭,挨拶に立った上田府医副会長は,医療安全の今後について,単なるルールや対応策の検討に留まらず,「持続可能な安全文化」をいかに医療現場に定着させていくかが重要になると説明。医療安全を「仕組み」から「文化」へと昇華させることは,日々の診療の中に深く根差した取組みが必要であり,まさに本委員会のような議論の積み重ねが不可欠であるとして,それに向けた活発な意見交換を求めた。
 その後,正副委員長選出が行われ,委員長には引続き山口明浩氏が就任,副委員長には鹿野勉氏と岡野創造氏が就任した。委員会では,医療安全講演会の実施内容を検討したほか,前期作成したポリファーマシーに関する医師向けの提言を共有するとともに,「ポリファーマシー」をテーマとする府民向けシンポジウムの開催について意見交換を行った。今期も委員の意見を集約し会員の医療安全対策に資する取組みを検討していく。

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