2025年12月1日号
(敬称略,順不同,◎=委員長, ○=副委員長)
担当副会長 谷口 洋子 / 担当理事 廣嶋 芳城
第1回脳卒中登録事業委員会が10月10日(金)に開催された。
冒頭,谷口府医副会長より,本事業が平成元年に発足してから37年目を迎えるにあたり,これまで脳卒中登録事業の推進のため活発な議論を重ねてきたことに対する謝辞が述べられた。
今期の委員会は6名で構成され,委員長には冨井康宏氏(冨井医院),副委員長に中野博美氏(京都きづ川病院)と重松一生氏(なぎ辻病院)が選出された。
委員会では,今年度の届出状況の報告と,「京都府脳卒中登録事業報告書(令和5年発症例)」の作成について,執筆分担および作成スケジュールの確認が行われた。
現在,国においては循環器病の診療情報を収集・活用する全国規模のデータベース(循環器データベース)の構築が進められている。これを踏まえ,本事業は令和7年発症例の収集と「京都府脳卒中登録事業報告書(令和7年発症例)」の発行をもって休止する方向性が示された。
また,休止までの事業計画および休止後の対応については,これまで蓄積してきた情報の利活用の申し出があれば提供できるよう検討するとともに,京都府脳卒中登録事業委員会による総括について,今後も引続き議論を重ねていく。