2025年12月15日号
日 時:令和7年 11 月1日(土)~3日(月・祝日)
研究会会場:リーガロイヤルホテル大阪
競技会場:マリンテニスパーク北村
Expo2025 大阪・関西万博閉会式の影響で大阪市内の宿泊施設確保が困難となったため,例年よりも3週間遅い令和7年11月1日~3日に「第52回スポーツ予防医学研究会・全日本医師テニス兵庫大会」が大阪府大阪市にて開催された。会場は大阪市大正区のマリンテニスパーク北村25面(屋外オムニコート)が使用された。参加登録は総勢400名にのぼり,京都から21名エントリーし20名が参加し,顔なじみの全国のテニス仲間との再会を歓びあった。
海沿い特有の強風に見舞われたものの3日間を通し快晴に恵まれた。初日は医師ミックスと夫婦ミックスがそれぞれ8リーグ,2日目は男女ダブルス戦と医師夫人ダブルスが計23リーグに分かれそれぞれの階級別に技を競いあった。男子オープンクラスは21組,女子オープンクラスは5組の猛者たちが見応えのある試合を繰り広げ,年齢別では85歳以上クラスを筆頭にそれぞれの年代の円熟味溢れる技を披露した。3日目は参加人数に応じてトーナメント形式とリーグ戦形式でのシングルス戦が行われた。特筆すべきは85歳クラスに5名,80歳クラスに8名,75歳クラスに16名の方が参戦されていることで,改めてテニスが健康寿命の延伸に寄与していることを実感した。初日の試合後にはリーガロイヤルホテル大阪に於いて総会が行われ,各理事からの報告・予算報告があった。また2日目の試合後には18時より同ホテルに於いてスポーツ予防医学研究会が開催された。今回は全日本選手権シングルス優勝7回の史上最多記録を持ち日本オリンピック委員会(JOC)の専務理事でもある福井 烈氏による講演「スポーツの潜在能力」が開催された。講演後には懇親会が盛況に開催されプロのジャズバンドの演奏の中,会員間の交流が一層深められた。
今後ですが,第53回大会は福岡県・佐賀県の医師テニス協会の共催のもと,令和8年10月10日(土)~12日(月・祝)に佐賀県佐賀市(グラスコート佐賀TC)で開催される予定である。グラスコート佐賀TCはその名のとおり国内で数少ないグラスコートでのテニスを体験することができる。また第54回大会は令和9年5月1日(土)~3日(月・祝)のゴールデンウィークに東京都(有明テニスの森公園)での開催が予定されている。どちらのコートもテニス愛好家にとってはまさに『聖地』といっても過言ではありません。このようなチャンスは滅多にありませんので是非多くのテニス愛好家に参加していただきたい。また30歳未満の先生方は,入会金免除特例措置があり,是非利用していただいてこの全国大会に参加していただきたい。
尚,毎年開催されている世界医師テニス大会(WMTS World Medical Tennis Society)ですが,第54回は令和7年7月19日~7月25日 グディニア・ポーランドで開催,日本から6名の参加者が好成績を残している。第55回大会は令和8年10月にアンタルヤ・トルコ,第56回大会は令和9年10月にインドでの開催予定である。
尚,本大会の模様は,Facebook 検索 京都府医師テニス協会にて,過去の全日本医師テニス大会の詳細は「日本医師テニス協会HP」をご参照ください。
京都北 余みんてつ 記
■ 結果一覧