京都府・京都市胃がん内視鏡検診に係る実施医療機関と二次読影医(一般二次読影方式の二次読影)募集のお知らせ

 府医では会員医療機関各位のご協力を得まして,50 歳以上の京都市民を対象とした京都市胃がん内視鏡検診,および各市町村の委託を受け検診希望者が居住する市町村またはそれ以外の地域で受診できる制度「京都府胃がん内視鏡検診管外受診制度(広域化)」を実施しております。
 次頁の実施要領に基づき,①実施医療機関と②一般二次読影方式の二次読影医を募集いたします。希望される医療機関は認定基準をご確認の上,地域医療2課あてに FAX(075-354-6097)でお申し込みください。後日郵送にて申請書類を送付いたします。応募(申請)されました医療機関には,1ヶ月後を目途に結果をご通知いたします。

 また,胃がん検診(胃透視・胃がんリスク層別化検診)・大腸がん検診(便潜血検査)の二次精密検査医療機関についても募集しております(詳細は別頁の「胃がん・大腸がん検診二次精密検査医療機関の新規登録の募集について」をご参照ください)。胃がん内視鏡検診実施医療機関と同時にお申し込みの場合は,当書式で合わせて応募いただくことができます。是非お申し込みをご検討ください。

注1)「京都府胃がん内視鏡検診(管外受診制度)広域化」については一部市町村で令和8年度の開始に向けて準備が進んでおります。当該市町村の検診への参加をご希望の医療機関は,お早めにお申し込みいただきますようお願い申し上げます。

注2)現在,すでに実施医療機関としてご登録いただいている医療機関におかれましては,引続きご協力をお願い申し上げます。改めての申し込みは不要です。

【京都府・京都市胃がん内視鏡検診 実施要項】

1.検診実施
【京都市】

  • 対象者   50 歳以上の京都市民(原則として偶数年齢の方)
  • 受診回数  隔年
  • 実施期間  通年
  • 自己負担金 3,000 円(70 歳以上等免除対象者あり)

【京都市以外の市町村】
 各市町村から受診者と認められた住民の方に「京都府○○市(町・村)胃がん内視鏡検診受診券」(以下,「受診券」という)が発行されます。

  • 対 象 者  「受診券」の発行を受けた方
  • 実施期間  「受診券」に記載の期間
  • 自己負担金 「受診券」に記載の額

2.実施形態

  • 二重読影体制(一次読影,二次読影)で検診を実施しています。ご参加にあたり次の2つから実施形態を選んでいただきます。
  • 施設内で一次,二次読影を完結する「施設内二次読影方式」
  • 施設内で二次読影が完結できなくても参加が可能な「一般二次読影方式」(二次読影は府医が認定した二次読影医が行います)

3.胃内視鏡検査実施医療機関・内視鏡施行医・二次読影医 それぞれの認定基準

  • 一般二次読影方式実施医療機関:下記1)~8)すべてを満たすことを要件とする
    • 医療機関に府医会員が在籍している
    • 電子内視鏡を使用している
    • 全画像を電子媒体で提出可能である
    • スコープ自動洗浄消毒装置を有する
    • 洗浄を規定どおりの手順で実施している
    • 偶発症対策関連の準備が整っている
    • コメディカルスタッフが1名以上いる
    • 認定内視鏡施行医(下記(3)に該当)が1名以上在籍する
  • 施設内二次読影方式実施医療機関: 上記(1)1)-8)に加え9)を満たすことを要件とする。
    • 胃内視鏡検査認定二次読影医(下記(4)に該当)が2名以上在籍する
  • 認定内視鏡施行医:下記1)-3)のいずれかを満たすことを要件とする。
    • 日本消化器内視鏡学会専門医または上部消化管内視鏡スクリーニング認定医
    • 日本消化器がん検診学会指導医・総合認定医または認定医(胃部門)
    • 内視鏡経験5年以上かつ内視鏡検査総件数 1,000 件以上かつ年間内視鏡件数概ね 100 件以上
  • 胃内視鏡検査認定二次読影医:下記1)-2)のいずれかを満たすことを要件とする。
    • 日本消化器内視鏡学会専門医
    • 日本消化器がん検診学会指導医・総合認定医または認定医(胃部門)

4.胃内視鏡検査実施方法

  • 「胃がん検診説明書」を活用して,受診者に説明するとともに,「受診票・同意書」の記載を求め,『同意書』欄に自署の記載されたものおよび必要書類の揃ったもののみ実施。
  • ヘリコバクター・ピロリ感染所見についても可能な限り観察する。
  • 生検は保険診療となる(レセプトに「検診より」のコメント要)。
  • 鎮静剤・鎮痛剤の使用は原則認めない。
  • 『一般二次読影方式』では,実施した内視鏡検査の結果と「受診票・同意書」をもとに,ASSISTA(クラウド読影システム)に接続の上,「検診情報」,「問診情報」,「内視鏡検査結果」等の入力を行う。
  • 『施設内二次読影方式』では,内視鏡施行医が「京都府・京都市胃がん内視鏡検診結果票」に内視鏡検査結果を記入する。

5.二次読影実施方法
  二次読影では胃内視鏡検査の画像点検と診断の妥当性を審査する。

  • 一般二次読影方式
    • 二次読影医として登録された認定二次読影医が,ASSISTA に接続し,二次読影を実施する。
    • 二次読影医は医療機関登録ではなく個人登録で読影報酬も個人に支払われる。
  • 施設内二次読影方式
    • 各症例の内視鏡施行医とは別の院内の認定二次読影医が二次読影を施行する。二次読影結果を結果票の二次読影結果欄に記載し,施行医に回付する。

6.判定方法

  • 「判定」は,二次読影結果を参考に,内視鏡施行医が行う。
  • 判定は「胃がんなし」,「胃がん疑い」,「胃がんあり」,「胃がん以外の悪性疾患」とし,残渣多量等判定に至らない場合は「要再検査」と判定する。
  • 「胃がん疑い」,「胃がんあり」,「要再検査」の場合を「要精検」とする。
  • 『一般二次読影方式』では判定結果を ASSISTA の結果判定票に入力する。
  • 『施設内二次読影方式』では,結果票の判定欄に記載する。

7.結果通知

 内視鏡施行医は,結果判定票(結果票)を参考に胃内視鏡検査結果を確定するとともに「京都府・京都市胃がん内視鏡検診結果通知書」を作成し受診者に結果を説明する。要精検の場合は精密検査の結果を精検結果連絡票に記載し予防医学センターに郵送する。
 なお,判定・要精検の有無にかかわらず医学的に必要な事後処置をすること。

8.内視鏡検査および二次読影実施医療機関の実施単価(変更の可能性あり)
 【京都市】

 一般二次読影方式 =1件あたり:16,555 円(内視鏡検査および消費税を含む)。
 施設内二次読影方式=1件あたり:17,555 円(内視鏡検査・二次読影費および消費税を含む)。 いずれも自己負担金(3,000 円)を徴収した場合は,差額分。
 一般二次読影方式における二次読影費=1件あたり:1,000 円。

【京都市以外の市町村】

 一般二次読影方式=1件あたり:16,610 円(内視鏡検査および消費税を含む)。
 施設内二次読影方式=1件あたり:17,610 円(内視鏡検査・二次読影費および消費税を含む)。 いずれも自己負担金を徴収した場合は,差額分。
 一般二次読影方式における二次読影費=1件あたり:1,000 円。

 ※変更があった場合は,お申し込み後にご案内させていただきます。

9.その他

  • 登録期間・更新時期について
    更新時期は原則認定から5回目の年度末です(登録期間終了前に更新のご案内をいたします)。

    例)2026 年9月登録の場合は,更新時期は 2031 年3月

更新基準は新規登録基準に加えて,「消化器がん検診委員会から指示のあった画像勉強会には必ず参加する」等の基準があります。詳細は登録の際にお知らせします。

◆胃がん・大腸がん検診二次精密検査医療機関にご登録の医療機関様へ
 内視鏡検診実施医療機関の更新は二次精密検査医療機関の更新と同時に行います。同時更新により内視鏡検診実施医療機関の登録期間が短縮された場合は,更新基準が一部減免されます。詳細は登録の際にお知らせします。

  • 精度管理について
    検診の精度管理を目的に内視鏡画像の提出を求めることがありますのでご承知おきください。

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