2026年4月1日号
広報担当理事 伊東 恭子
昭和45年(1970年)に右京医師会から分離・独立して「西山医師会」が設立され、昭和51年(1976年)の西京区発足にともない「西京医師会」としての歩みが始まりました。以来、診療所・病院・行政・地域住民が協働し、地域医療の充実に努めてきました。現在の会員数は351名。健診・予防接種・学校保健・在宅医療・健康教室・学術講演など、幅広い活動を続けています。
西京区には、地域医療の中核を担う病院が複数あります。京都桂病院は内科から外科・小児科・整形外科など幅広く、住民の信頼が厚く、救急に力を入れています。シミズ病院は脳卒中センターでの脳神経外科診療、西京都病院は内科・外科・整形外科・透析を軸に急性期から慢性期まで切れ目なく支える体制を整えています。三菱京都病院は、がんゲノム医療や緩和ケアなど先進的な診療で地域連携の要を担い、洛西シミズ病院は整形疾患診療・リハビリテーションに注力し、洛西ニュータウン病院は在宅医療との接続や地域包括ケアの実践に力を入れています。こうした病院群と地域の診療所が連携することで、一次から三次までの医療が滑らかにつながるネットワークが形作られています。
一方で、西京区では高齢化の進行とともに、在宅医療・介護との連携強化が喫緊の課題です。当会は在宅医療・介護連携支援センターと協働し、多職種で情報と役割を共有できる体制の整備を進めてきました。住民が「住み慣れたまち」で安心して暮らし続けられるよう、医療・介護の途切れない支援を一層推進していきます。
また、防災対策、感染症対応、生活習慣病などの予防医療、認知症対策は、平時からの備えと継続が成果を生む領域です。現在西京区役所と協定を結び、防災対策を進めています。また地域の健康教室や学校保健活動を通じて、子どもから高齢者まで生涯を通じた健康づくりを後押しします。
2026年度は、①在宅医療と介護の連携深化、②予防と健康づくりの推進、③持続可能な地域医療体制・医師会体制の確立――の三本柱で取組みます。医師会員一人ひとりが専門性を発揮しつつ、地域の声に耳を傾け、医療と介護をつなぐ「顔の見える関係づくり」を大切にしてまいります。西京医師会はこれからも、やさしさと信頼で支える地域医療の実現に向けて、住民の皆さまと歩みを重ねていきます。
一般社団法人 西京医師会
〒 615-8177
京都市西京区樫原下ノ町8 樫原公会堂2階
TEL:075-393-5733 FAX:075-393-5644
H P: https://www.nishikyo-med.or.jp/
e-mail:nma5733@nishikyo-med.or.jp
会 長:宮本 啓志
会員数:351 人(2026.1現在)