2021年2月1日号
庶務担当理事 仁志川 直裕
当医師会は烏丸通〜西大路通、および四条通〜丸太町通を囲む地域を中心とした二条城、神泉苑、壬生寺等名所のある中京区西部を占める範囲に位置しており8つの班と市立病院班に分かれ100余りの診療所、京都市立病院、洛和会丸太町病院、京都逓信病院などの病院、介護老人保健施設と中京保健センター、京都市こころの健康増進センター等より構成されています。事務所は平成22年より医師会館7階に入居させていただいております。会員数は令和2年現在 A会員113名、B会員175名、C会員16名、D会員16名、計320名でA会員に関しましては横ばいです。
平成31年4月より第25代会長となる谷口浩也先生のもと各病院の連携を図り、令和1年度には学術講演、症例検討会合わせて10回。レクレーション1回、新年文化講演会1回、同好会ではメディカルゴルフ4回、囲碁3回、広報では当医師会の活動等を会員の先生方にお知らせする【中西医報】を2回発行しております。その他にも中京西部検診センターにより令和1年度は乳癌検診、胃大腸癌検診および読影、地区ごとの特定健診15回を執り行い、こちらの方も地域に密着した活動を継続しております。
特に力を入れている取組みとしては1つ目、認知症、在宅医療関係です。認知症を患う人の数が2025年には700万人を超え65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症に罹患すると計算されています。多くの認知症の方々やその家族にとって安心していただけるようにするばかりなく現在認知症を発症していない人にとっても、安心して住み慣れた地域、家で少しでも長く住み続けられる中京区を目指し、医療からは医師、歯科医師、薬剤師、看護師、介護、福祉からは地域包括センター介護支援施設等多数の関係者が集まり教育講演、事例検討グループワーク、在宅医療連携を考えるワークショップ、訪問看護ステーション合同勉強会等を開催し活発な意見交換会を行っております。医師以外の職種の方々と体験談、考え方、行動力には頭の下がる思いであり今後の診療に必ず役立つと思われます。
2つ目は会員親善が挙げられます。新年会、納涼会、忘年会、特に毎年10月に開催される日帰りバス旅行は多数の会員、その家族が参加されます。担当理事が関西中心になかなか普段味わえないご当地グルメを食し、名所を巡るプランを練ってくれます。平成25年からは何故か有名牛のある地域に集中し参加者は年々増加し楽しい会となっております。
令和2年始め医師会活動のさらなる充実を図っておりましたが新型コロナウイルス感染症により残念ながら上記諸会は軒並み中止、延期となりました。役員、理事会も一時中止としましたが9月から京都府医師会で使われている同じシステムでリモートでの開催を開始しております。当初は不安でしたが現在は特に問題なく利用しております。
今後さらなる困難があるかとは思いますが会員間、府医師会、他地区医師会、地区住民の方々とのより良い関係を継続しながら一致団結してこの社会状況を乗り越える活動を継続いたします。
令和元年10月20日 中京西部医師会レクリエーション
兵庫県朝来市 生野銀山にて
京都市中京西部医師会
〒604-8418
京都市中京区西ノ京東栂ノ尾町6
京都府医師会館7階
TEL:075-354-6536 FAX:075-354-6538
H P:http://kyoto-ns-med.com/
e-mail:ns-med@eos.ocn.ne.jp
会 長:谷口 浩也
会員数:317人(2021.1現在)